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国連本部で会期中のBBNJ政府間会議で、能力開発に関するサイドイベントを開催しました

2018.09.12
サイドイベントには、政府代表をはじめとした約70名が参加し、活発な議論が交わされました。写真

サイドイベントには、政府代表をはじめとした約70名が参加し、活発な議論が交わされました。

2018年9月4日から17日まで、「国家管轄権外区域の海洋生物多様性(BBNJ)」の保全と持続可能な利用に関して国連海洋法条約(UNCLOS)の下での国際的な法的拘束力のある文書(ILBI)作成に関する政府間会議(IGC)の第一会期がニューヨークの国連本部で開催されています。この会議では、BBNJに関する主要な4つの議題⦅海洋遺伝資源(利益配分の問題を含む)、区域型管理ツール(海洋保護区を含む)、環境影響評価、能力構築・海洋技術移転⦆などに関する法的文書を作成するため、政府代表らが交渉を行っています。

笹川平和財団海洋政策研究所も国連の特別協議資格を有するNGOとして、この政府間会議に参加し、9月6日にBBNJに関わる能力構築・海洋技術移転をテーマに、サイドイベント「BBNJ新国際協定に向けて―能力開発の方法、様式、戦略に関する選択肢」を共催しました。当研究所からは角南篤所長が登壇し、NGOによる海洋分野での能力開発および人材育成の取組みに注目した報告を行いました。本サイドイベントには、政府代表をはじめとした約70名が参加し、活発な議論が交わされました。

 

【サイドイベント名】

「BBNJ新国際協定に向けて―能力開発の方法、様式、戦略に関する選択肢」

“Options on Approaches, Modalities, and Strategies on Capacity Development for a New International Agreement on Marine Biodiversity Beyond National Jurisdiction”

 

【主催】

バルバドス政府、フランス政府、グローバルオーシャンフォーラム、国連食糧農業機関(FAO)、ユネスコ政府間海洋学委員会、笹川平和財団海洋政策研究所

 

*開催報告(英文)につきましては、こちらをご覧ください。

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