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国際シンポジウム 「北東アジアの海洋・安全保障について」を開催

2003.04.01

シップ・アンド・オーシャン財団は、平成15年7月24日(木)、海洋船舶ビル(港区虎ノ門)において「北東アジアの海洋・安全保障について-朝鮮半島問題を主として-」と題する国際シンポジウムを、日本戦略研究フォーラムと共同で開催しました。

この国際シンポジウムは、北東アジアにおける平和と安定の維持が、わが国経済の発展と周辺海域の安全に及ぼす影響を思慮して、朝鮮半島の安寧がわが国と北東アジアの平和と安定にいかなる影響を及ぼすかについて討論するとともに、その結果を広く社会に提言して「北東アジアの海洋・安全保障」の重要性について国民の啓蒙を図ることを目的に実施したものであります。

シンポジウムは2部構成で、第1部「朝鮮半島の戦略環境と周辺海域の安全について」、第2部「北朝鮮の核開発と海洋安全保障について」と題し、7名のパネリストによるプレゼンテーションが行われました。(各パネリスト名とテーマは下記のとおり)

シンポジウムの内容が、朝鮮半島の経済的重要性、周辺海域の安全とシーレーンの確保、関連する条約・法規、北朝鮮核開発の経緯、米国や日本の対応など、時宜を得たテーマということもあって、開催当日は熱心な受講者でほぼ満員となり、各パネリストによる適切な指摘や活発な意見交換が行われました。

No. パネリスト氏名(敬称略) テーマ
1 岡崎久彦
(岡崎研究所所長、博報堂顧問)
朝鮮半島の戦略環境
2 秋元一峰
(SOF海洋政策研究所主任研究員)
朝鮮半島の経済的重要性
3 L.ローゼンバーガー
(Economic Advisor to USCINCPAC)
朝鮮半島の経済的重要性
-海洋と安全保障への影響-
4 太田 博
(三菱重工業(株)海外戦略本部顧問)
北朝鮮の核開発経緯
5 田久保忠衛
(杏林大学客員教授)
米国の対北朝鮮政策
6 志方俊之
(帝京大学工学部教授)
日本の対応
7 ダニエル.E.ボブ
(総合研究開発機構研究顧問)
全体に対するコメント

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