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「ナゴヤ海洋声明」の採択について

2010.04.10
海洋政策研究財団は、生物多様性条約第10回締約国会議(CBD/COP10)会期中の10月23日、CBD/COP10の関連イベントとして、「オーシャンズ・デイ・アット・ナゴヤ」を開催致しました。本行事は、当財団が「海洋・沿岸・島嶼に関するグローバル・フォーラム」、生物多様性条約事務局及び地球環境ファシリティ(GEF)と共同で、主要な協力機関の協力を得て開催したものです。

会議に先立ち、近藤昭一環境副大臣、アーメッド・ジョグラフ生物多様性条約事務局長による演説が行われた後、国内外の政府、国際機関、NGO、科学者等のハイレベルの代表により、海洋生物多様性の問題についての発表・議論が行われました。会議の最後には、海洋生物多様性の保全に対する国際社会の積極的な取組みを促すため、CBD/COP10に参加している政府関係者に向けた「ナゴヤ海洋声明(Nagoya Oceans Statement)」を採択し、閉会しました。

「ナゴヤ海洋声明」は、CBD/COP10における交渉に本声明が反映されること、さらには、2年後の2012年に予定されている国連の持続可能な開発に関する会議(「Rio+20」)(ブラジル)や生物多様性条約第11回締約国会議(インド)における新たな海洋生物多様性保全の目標採択に向けた取組みがなされることを求めました。
 

「ナゴヤ海洋声明」全文(英文)

日本語版(抄録)

お問い合わせ先
海洋政策研究財団 政策研究グループ 市岡、太田
TEL:03 (3502) 1895 FAX:03 (3502) 2127

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