海洋政策研究財団では、北極海に対する我が国各界の関心を高め、かつ今後の北極海政策の策定に資することを目的として、平成21年度から『北極海季報』を発刊することになりました。

この『季報』は、「今、北極海は」という視点から、地球温暖化、資源開発、海上交通、環境保全、科学技術、主権及び管轄権、外交及び安全保障などの諸分野について、四半期毎に情報を発信するものです。

『季報』は、「主要事象」と「解説」の2部構成を基本とし、「主要事象」では、対象期間内に生じた、上記諸分野に関わる事象を紹介します。情報収集については、国内新聞報道、内外のネット情報、紙誌情報、国際会議・研究会参加による収集情報、各国研究機関の報告書など、公開情報を基本とします。
「解説」では、北極海に関わる、国際会議の動向や条約・取り極め・プロトコールの内容、
気候変動と環境・生態系への影響、北極海の航路の状況と航行上の諸問題、
資源調査と開発の動向、北極海の調査・開発に係わる科学技術、国家管轄海域の境界画定を巡る問題安全保障および国際関係などから、注目すべき問題を取り上げ、解説します。

『季報』の発刊時期は、各年度四半期の6月、9月、12月及び3月の予定です。
ご希望の方は、下記までお問い合わせ下さい。