2026夏休み特別企画「日本と中国の漢字を楽しもう!」開催報告
笹川日中友好基金は、印刷博物館と沼津国際交流協会の協力を得て、小・中学生と保護者を対象とした「日本と中国の漢字を楽しもう!」ワークショップを文京区と沼津市においてそれぞれ開催しました。日本と中国の「漢字」をテーマに、クイズを交えながら漢字の伝来の歴史や漢字の特徴をワークショップ形式で学んだ後に、各自で考えた新しい「漢字」について発表しました。
笹川日中友好基金は、TOPPANホールディングス(株)印刷博物館および沼津国際交流協会の協力を得て、小学生を対象とした夏休み特別企画イベント「日本と中国の漢字を楽しもう!」を実施しました。日本と中国の共通文化である「漢字」をテーマに、ワークショップ形式で行われ、子どもたちは漢字の成り立ちや歴史を学び、最後に自ら考えた新しい「漢字」を発表しました。講師兼ファシリテーターは、元中国国際放送局アナウンサーの高橋恵子さんと富澤康代さんが務めました。
1回目のワークショップ(8月1日実施)は印刷博物館(東京都文京区)との共催で実施しました。この日は、東京・神奈川・埼玉・千葉に住む小学1年生から小学6年生までの子どもたち27名とその保護者が参加しました。
冒頭ではまず、印刷博物館の見学がありました。生徒たちは学芸員の石橋さんと前原さんから、「日本において印刷は何年前から始まったのか」などのクイズを交えながら印刷の歴史についての説明を受け、印刷が外国との接触の中でどのように発展し、今につながるのかについて理解を深めました。また、奈良時代に印刷された「百万塔陀羅尼(ひゃくまんとうだらに)」を見ながら、印刷された年代が明確で現存する世界最古の印刷物が日本にあるという説明を受けて驚きの声が上がっていました。
印刷博物館見学の様子。文字とその記録方法の歴史について学びました。写真は亀の甲羅に熱を加えることで生じるヒビや音で吉凶などを占う亀卜(きぼく)についての解説を受けている場面で、甲骨文字についての紹介もありました。
百万塔陀羅尼について解説を受けている様子。その名の通り、経文が100万枚印刷されたとの解説を受け、参加者たちは驚いていました。
近代の印刷について解説を受けている様子。西洋文明の受容による生活の変化を描き伝えた色鮮やかな印刷物は、文明開化のありさまを広く人々に知らせる役割を果たしました。
発表後の記念撮影。独創的かつ魅力的な漢字がたくさん誕生しました。 (8月1日、印刷博物館)
発表後の記念撮影。どの漢字も素敵で、会場は活気にあふれていました。 (8月2日、プラサヴェルデ)