プレスリリース
年末年始休業のお知らせ
笹川平和財団の年末年始休業期間について、お知らせいたします。
国立研究開発法人海洋研究開発機構超先鋭研究開発部門超先鋭研究プログラムのCHEN Chong研究員および地球環境部門海洋生物環境影響研究センターのLIN Tzu-Hao Young Research Fellowらは、公益財団法人笹川平和財団海洋政策研究所の赤松友成上席研究員と協力し、日本周辺海域における深海のサウンドスケープを観測しました。
図1
本研究で調査した4つの海域。船舶航行の多い沿岸域(①②)、熱水活動域(③)、および深海平原(④)の代表例として選定した。
図2
水曜海山熱水域に設置した集音装置。熱水の湧出で周囲が黒く揺らいで見える。
図3
各地の音スペクトル。音圧は音の大きさ、周波数は音の高低に、それぞれ対応する。沿岸域では周波数100Hz付近で最大音圧が現れるが、熱水域ではより低温で最大音圧となる。深海平原は60デシベルを超える音圧がほとんど記録されない静穏な環境であることがわかる。