ヒマラヤからベンガル湾までの気候レジリエンスの強化
笹川平和財団海洋政策研究所(OPRI-SPF)と国際総合山岳開発センター(ICIMOD)は、統合的な気候変動対策を通じてヒマラヤとベンガル湾をつなぐ変革的イニシアティブである「氷河から海洋へ」プロジェクトを立ち上げる共同声明に署名しました。
公益財団法人笹川平和財団(東京都港区 会長:田中伸男)は、この度、国連グローバル・コンパクト(United Nations Global Compact 以下、「UNGC」)に署名し、参加団体として登録されました。
UNGCは、各企業や団体が責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって、社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組み作りに参加する自発的な取り組みです。UNGCに加入する企業・団体は、人権、労働、環境、腐敗防止の4分野に関わる10原則に賛同する団体のトップが自らのコミットメントのもとに、組織が一丸となってその実現に向けて努力を継続することが求められます。
笹川平和財団は、21世紀の人間社会の複層的・複雑化した課題に取り組み、地球の自然的・社会的危機に対応するため、必要な事業を実施・支援しています。民間財団ならではの自由な発想・手法で、人間社会の新しいガバナンスの在り方を追求する活動、提言、交流等を行っています。笹川平和財団は、UNGCが提唱する10原則に賛同し、積極的な公益事業の展開を通じて、グローバル社会の一員として社会的責任を果たしてまいります。
<人権>
原則1: 人権擁護の支持と尊重
原則2: 人権侵害への非加担
<労働基準>
原則3: 組合結成と団体交渉権の実効化
原則4: 強制労働の排除
原則5: 児童労働の実効的な排除
原則6: 雇用と職業の差別撤廃
<環境>
原則7: 環境問題の予防的アプローチ
原則8: 環境に対する責任のイニシアティブ
原則9: 環境にやさしい技術の開発と普及
<腐敗防止>
原則10: 強要・賄賂等の腐敗防止の取組み