身近な視点から海の危機について考える
書籍『海とヒトとの関係学』シリーズ刊行のお知らせ
2019.02.18
笹川平和財団海洋政策研究所(以下、海洋政策研究所)(東京都港区 所長:角南篤)は、2019年2月19日、書籍「海とヒトとの関係学」シリーズを刊行致します。 「海とヒトとの関係学」シリーズは、海洋政策研究所が2000年から19年にわたりOcean Newsletter を通じて発信を続けてきた海の様々な問題に関する論考を、重要なテーマ別に再編集し、一部加筆したものです。
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本書についてのお問い合わせは、下記広報課までご連絡ください。 |
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本書の刊行にあたって
第1巻の「日本人が魚を食べ続けるために」では、採集・狩猟時代以来、魚食が身近なものであった日本人が、地球温暖化による環境の変化、海洋汚染、水産資源の減少などが引き起こす様々な問題に向き合い、どのように魚食の未来をよりよいものにしていくことができるかを様々な角度から論じています。
第2巻の「海の生物多様性を守るために」では、海にあふれるプラスチックゴミ、拡大する外来生物、失われる海の多様性など、生物多様性保全のための取り組みについて、多様性を阻害する要因の排除と、積極的な保全策という2種類の側面から考察しています。
本シリーズは、海の諸問題に対し、"海"をキーワードに活動する多種多様な方々の視点から考察し、その本質と課題を浮き彫りにしていきます。書店にて是非一度手にとってお読みください。