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プレスリリース

クレイアニメーション「もう一つのCO2問題」 日本語吹替版の公開

笹川平和財団


2018.10.25


●笹川平和財団海洋政策研究所は、英国のプリマス海洋研究所の監修で制作されたクレイアニメーション「もう一つのCO2問題」の日本語吹替版を、神奈川県立海洋科学高校の協力により制作しました。

●「もう一つのCO2問題」日本語吹替版をご覧になるには、こちら からアクセスしてください。

地球規模での二酸化炭素(CO2)の排出増加は、地球温暖化をもたらすだけでなく、海中に吸収されるCO2の増加を通して海洋の酸性化を進行させます。海洋の温暖化と酸性化はともに、国連持続可能な開発会議 (Rio+20) 成果文書や、国連の持続可能な開発目標 (SDGs)などにも取り上げられる喫緊の課題となっています。近年、国際社会でも海洋酸性化問題に対する注目が集まり認知される一方で、この課題についての日本における対応は十分とは言えません。

この状況に対し、「海洋酸性化」について一般社会に広める目的で、笹川平和財団海洋政策研究所は英国のプリマス海洋研究所(Plymouth Marine Laboratory)の監修で制作されたクレイアニメーション「もう一つのCO2問題」の日本語吹替版を、神奈川県立海洋科学高校(横須賀市)の協力により作成しました。プリマス海洋研究所が近隣のRidgeway Schoolの生徒と連携して作成した英語版クレイアニメーションでは、地球温暖化の"Evil Twin(双子の病)"「もう一つのCO2問題」と呼ばれる海洋酸性化の深刻な影響について解説されています。英語版の動画はすでにYouTubeで1万3000回再生され、また1万5000枚以上のDVDが世界中に配布され、これまでに5か国語に翻訳されてきました。さらに国連気候変動枠組条約締約国会議(UNFCCC COP)や国連海洋会議などの気候変動に関するハイレベル会議でも上映されてきました。

日本語吹替版動画の作成は、神奈川県立海洋科学高校の生徒7名を中心に、同校の先生と当研究所の研究員が加わって行われました。この動画を通して、日本国内でも海洋酸性化問題について学ぶきっかけとなることが期待されます。

代表者のコメント

「クレイアニメーションが海を渡り、日本語版が作成されたことをとても嬉しく思います。10年前に地元の学校の子供達に協力してもらって制作した動画ですが、子供達も海洋酸性化について勉強し、粘土でキャラクターを一から作成し、脚本も書くことを通して、楽しく活動していたことを思い出します。動画の10回目の誕生日を祝う良い機会となりました。」
 プリマス海洋研究所 キャロル・ターレー研究主幹
 

「日本語吹替版の動画を公開できることを大変嬉しく思います。今回の動画制作を通して高校の生徒や先生方と一緒に活動できたことは、当研究所にとっても貴重な機会となり、海洋酸性化問題に取り組むにあたって、さまざまなステークホルダー(特に若者)と共に行動を起こしていく必要性を再認識するきっかけともなりました。海洋酸性化問題の解決には国際的な連携が重要なポイントとなるので、今後もプリマス海洋研究所と連携し活動を行っていきたいと思います。」
 笹川平和財団海洋政策研究所 角南篤所長

海洋酸性化に関する補足情報

地球規模での二酸化炭素(CO2)の排出増加は、地球温暖化をもたらすだけでなく、海中に吸収されるCO2の増加を通して海洋の酸性化を進行させます。海洋酸性化は、一般的に弱アルカリ性(pH= 約8.1)である海洋に、このCO2が多く溶け込むことで水素イオン濃度が高まり、海水中のpH が下がって酸性化する現象のことをいいます。海洋酸性化が進むと、造礁サンゴや有孔虫、貝類など炭酸カルシウムの骨格を持つ生物が骨格を作りにくくなるため、海洋生物への影響が懸念されています。
お問い合わせ先
クレイアニメーション「もう一つのCO2問題」日本語吹替版の詳細についてのお問い合わせは、笹川平和財団海洋政策研究所 角田智彦 主任研究員・中村修子 研究員までご連絡ください。
E-mail: oceanpolicy (@) spf.or.jp
電話:03-5157-5210
FAX:03-5157-5230


本プレスリリースに関しては、笹川平和財団広報課までお問い合わせください。
笹川平和財団 広報課(尾形、中原、上津原)
E-mail: spfpr (@) spf.or.jp
電話:03-5157-5398
FAX:03-5157-5420
なお、元動画の著作権はプリマス海洋研究所に帰属し、笹川平和財団海洋政策研究所は日本語吹替版を作成・配信するにあたっての利用権を与えられています。元動画については、下記リンクをご参照ください。
また、お問い合わせにつきましては、同研究所のKelly-Marie Davidsonまでお願いいたします。
Kelly-Marie Davidson, Senior Communications Officer, PML (kdav@pml.ac.uk)

元動画(英語版)について
The Other CO2 Problem: www.youtube.com/watch?v=F5w_FgpZkVY
プリマス海洋研究所による動画について
Other PML videos: www.pml.ac.uk/News_and_media/Our_videos

団体情報

笹川平和財団海洋政策研究所
笹川平和財団海洋政策研究所の前身にあたる「海洋政策研究財団」は「人類と海洋の共生」を目指して2000年から海洋政策の研究、政策提言、情報発信等を行うシンクタンク活動を開始し、2007年の海洋基本法の制定に貢献しました。海洋に特化したシンクタンクとして、笹川平和財団海洋政策研究所は今後も海洋ガバナンスに関する国際的な会議や議論に積極的に参画し、当財団のミッション・ステートメントに掲げられている「新たな海洋ガバナンスの確立」に向けて貢献していくことを目指しています。

プリマス海洋研究所 (Plymouth Marine Laboratory) (@PlymouthMarine)
英国のプリマス海洋研究所は、海洋生態系に対する責務を促進するために最先端で分野横断型の研究を応用し、困難な環境問題に対して科学的根拠に基づいた解決策を40年以上にわたり提供してきました。2002年よりPMLは英国内外の幅広いパートナーと連携し、非営利公益法人※としてこれらの能力を提供しています。PMLのサイエンスは科学論文に多く引用され、政策のための科学的根拠を提供し、若い海洋科学者たちへのトレーニングに活用されるなど、幅広く貢献しています。PMLは健全で生産性の高い復元力のある海洋に向けて、科学プランの提供を通して国連の持続可能な開発目標 (SDGs)へも貢献しています。
※Company limited by guarantee with charitable status

神奈川県立海洋科学高校
神奈川県立海洋科学高校は、横須賀市の相模湾に面し、水産・海洋を専門的に学ぶことのできる、神奈川県唯一の水産・海洋系専門高校です。「海を知り 海を守り 海を拓く」の校訓をモットーに、海洋でのさまざまな実習などを通して、生徒たちの自立性、協調性、心豊かな人間性、望ましい社会性、健やかな体の育成に取り組んでいます。2016年度から、笹川平和財団海洋政策研究所が日本財団および東京大学海洋アライアンス海洋教育促進研究センターと共同で実施する「海洋教育パイオニアスクールプログラム」の助成を受けて、海洋酸性化に関する取組みを実施しています。


海洋政策研究所(海洋政策実現部)
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