デニス・ハスタート元米国連邦下院議長講演会のご案内
「米国政治の内側：第２期オバマ政権と米国議会」
“An Insider View:

　　笹川平和財団では、米国で元連邦下院議長を務めたデニス・ハスタート氏をお招きし、６月19日（水）に標記の演題で講演会を開催致しました。第二期オバマ政権がスタートしてはや半年が経過しましたが、共和党が下院の過半数を占め、更に共和党の大勢が過去にないほど保守的傾向が強い中、オバマ政権と米国議会の緊張度は高まっています。年間歳出予算削減、債務上限引き上げ、環太平洋経済連携協定（TPP）をはじめ、多くの重要法案への対応にオバマ政権は苦慮しています。
本講演会では、米国議会の中枢で重責を担われたハスタート議長から、こうしたワシントンを取り巻く政治状況や力関係、今年度後半に向けての重要課題等について、日米関係への影響も含めて、お話しいただきました。
　
　ハスタート元議長は高校教師を務めた後、イリノイ州議員を経て連邦下院議員となり、1999年から2007年まで連邦下院議長をお務めになり党派を超えた信頼を集めてこられました。日本との関わりも大変深く、日米間の交流促進と両国の関係強化に尽力されました。現在は、米国議員経験者協会(FMC)の名誉共同議長として特に日本関連の活動に力を注がれています。

事務局：

笹川平和財団
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