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笹川平和財団・海上保安庁共催 1/25,26 「海洋空間データ基盤に関する国際会議」 (2016.1.25, 26開催)
募集は終了しました
笹川平和財団海洋政策研究所は海上保安庁海洋情報部との共催により、「海洋空間データ基盤に関する国際会議」を開催いたしますのでご案内いたします。
海洋空間データ基盤(MSDI:Marine Spatial Data Infrastructures)とは、水深や海潮流等の自然情報、航路や漁業区域等の社会経済情報、藻場や環境保全区域等の環境情報といった海洋の種々の空間データを視覚的に分かりやすい形で提供する情報基盤のことで、国際水路機関(IHO)では、MSDI の普及に向けた活動に加盟国と協力して取り組んでいます。MSDIを活用することにより、新たな海底資源開発の促進、海洋災害や気候変動への対応策の検討等が進むことが期待されます。
本国際会議はアジアでは初開催となり、アジア及び大洋州地域におけるMSDI の構築を促進するため、国際水路機関や、アメリカ、イギリス、日本等の海洋先進国の専門家によるMSDI 整備の取り組みや利用例等の紹介、国内外関係企業によるMSDI を利用した製品のデモンストレーションやポスター展示などが行われます。多くの皆様方のご参加をお待ちしております。
プログラム (0.2MB)
- 【開催日】
- 第一部:2016年1月25日(月) 13:30~17:30(開場12:30)
第二部:2016年1月26日(火) 8:45~17:30(開場8:15) - 【会 場】
- 日本科学未来館7階・未来館ホール
東京都江東区青海2-3-6(地図)
会場は、新交通ゆりかもめ「船の科学館駅」下車、徒歩約5分/「テレコムセンター駅」下車、徒歩約4分の「日本科学未来館(東京都江東区青海2-3-6)」7階・未来館ホールです。お間違えのないようご注意ください。 - 【主 催】
- 海上保安庁海洋情報部
笹川平和財団海洋政策研究所 - 【プログラム】
-
2016年1月25日(月) 第1部:海洋空間データ基盤の事例紹介 13:30 開会の挨拶
春日 茂 海上保安庁海洋情報部長
寺島 紘士 笹川平和財団海洋政策研究所長
ロバート・ウォード 国際水路機関理事長13:45 発表1:データ集約ワークフローのための自動測量作業
アンドリュー・ハガス(Caris)14:15 発表2:ブルーエコノミーを支援するデータ製品とサービス
ジョン・ペッパー(OceanWise)14:45 発表3:ジオレジストリー製品の開発
アラン・クリスプ(Envita)15:15 休憩
15:30 発表4:海洋空間データ基盤における位置情報のパワー
ラファエル・ポンス(Esri Inc.)16:00 発表5:海上交通とデータの相互運用性
エマ・フォラー(SevenCs)16:30 発表6:水深、衛星データ及びクラウドソースデータのデータベース開発
ロバート・ウォード(IHO)17:00 発表7:IIJ と水路分野におけるデータ価値連鎖
ジョン・コヨン(IIC Technologies)17:30 第1部終了
2016年1月26日(火) 第2部:海洋空間データ基盤の推進に向けて 8:45 趣旨説明
ジェンス・ピーター・ハートマン(IHO-MSDI 作業部会議長)9:00 1.国際的活動
発表 1-1:UNESCO 政府間海洋学委員会における海洋空間利用計画の取り組みと海 洋情報サービスについて
道田 豊(東京大学/IOC-IODE 共同議長)
発表 1-2:大洋州における MSDI のニーズと課題
サチンドラ・シン(SPC)
発表 1-3:PEMSEA における総合沿岸域管理の取り組み
調整中
発表 1-4:e-Navigation と海上デジタルインフラストラクチャー
野口 英毅 (海上保安庁/IALA e-Navigation 委員会副議長)10:45 休憩
11:00 2.日本の空間データ基盤に向けた取り組み
発表 2-1:日本の海洋空間情報の一元化:日本の海洋台帳
藤田 雅之(内閣官房)
発表 2-2:国連における地球規模地理空間情報管理に関する取り組みと日本の空間データ基盤戦略について
村上 広史(国土地理院)
発表 2-3:JAXA 衛星による海洋観測
石澤 淳一郎(JAXA)12:15 昼食
13:15 3.研究分野におけるニーズと課題 / Needs and Challenges in Academia
発表 3-1:海上交通における海洋情報の活用
庄司 るり(東京海洋大学)
発表 3-2:東京湾における海洋環境管理に関する取り組み
古川 恵太(海洋政策研究所)
発表 3-3:海洋災害への取り組み
富田 孝史(港湾空港技術研究所)14:30 休憩
14:45 4.産業界におけるニーズと課題
発表 4-1:海洋環境と海洋土木について
マイク・オズボーン(OceanWise)
発表 4-2:海洋空間情報のコンサルタント分野における取組事例・ニーズについて
福島 庸介(パスコ(海洋調査協会代理))
発表 4-3:水産分野における海洋空間データについて
斎藤 克弥(JAFIC)16:00 5.東アジアにおけるニーズと課題
発表 5-1:マレーシアにおける取り組み
マレーシア海軍水路部17:30 第1部終了
16:30 6.総合討論
17:15 閉会
17:30 第2部終了
※講演タイトル及び講演者は、変更される可能性があります。
- 【ポスター展示】
- 展示期間:2016年1月25~26日
展示場所:日本科学未来館 7 階 会議室3 2016年1月26日(火) 第2部:海洋空間データ基盤の推進に向けて No. Title Presenter P01 IHO P02 GEBCO P03 GEBCO P04 IOC Medium-Term Strategy IOC/IODE P05 Activities of IOC/IODE IOC/IODE P06 Caris
P07 Real Time Data Sharing & Publishing OceanWise P08 Envita P09 Esri Inc. P10 SevenCs P11 IIC Technologies P12 Crowd Sourced Bathymetry Data TeamSurv P13 Japan's Marine Cadastre JHOD P14 JODC's 50th Anniversary JHOD P15 Introduction of OPRI-SPF (1/3) OPRI-SPF P16 Introduction of OPRI-SPF (2/3) OPRI-SPF P17 Introduction of OPRI-SPF (3/3) OPRI-SPF P18 Approaches to MSDI PASCO P19 Aqua Scope Plus AeroAsahi Co. - 【使用言語】
- 日英同時通訳
- 【その他】
- 参加費無料
- 【お申し込み】
- 参加登録不要(ただし先着順/定員300名)
- 【事務局】
- 笹川平和財団 海洋政策研究所 海洋研究調査部海事チーム
tel. 03-5157-5262
メールでのお問い合わせはこちら - 【取材の申し込み先】
- 本国際会議の取材を希望される場合は、
予め以下までご連絡をお願いします。
取材申込み先:
海上保安庁海洋情報部技術・国際課国際業務室
電話:03-5500-7124(内線2501)
FAX:03-5500-7142
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