セミナー 平和構築支援グループ

未来は、ともに変えられる。
― 子どもたちのウェルビーイングの促進から始まる日バ共創の新時代 ―

主催:公益財団法人 笹川平和財団
後援:公益社団法人日本WHO協会、一般社団法人 日本バングラデシュ協会
このたび、バングラデシュ政府要人の来日にあわせ、子どもたちのウェルビーイングと未来の可能性をテーマとして、日本とバングラデシュの新たな協力のあり方について考える公開セミナーを開催いたします。

日本とバングラデシュの関係は、互いの経験や知恵を持ち寄り、ともに社会課題の解決に取り組む「共創」の時代へと移りつつあります。子どもたちが健やかに育ち、自らの可能性を十分に発揮できる社会を実現するためには、保健・医療の充実だけでなく、質の高い教育へのアクセスや、暴力、搾取、貧困などから子どもたちを守る社会的な仕組みが欠かせません。こうした課題は相互に深く結びついており、分野を超えた包括的な取り組みが求められています。

本セミナーでは、バングラデシュにおける保健・教育・子どもの保護に関する取り組み、グローバルヘルスをはじめとする国際協力の新たな動向、そして日本のNGOによる現地での実践を取り上げます。政府による政策や国際機関の取り組みに加え、地域社会や市民社会が果たす役割にも目を向け、子どもたちの未来を支える新しい協力の可能性を探ります。

また、日本とバングラデシュがそれぞれ培ってきた経験や知見を共有し、互いに学び合い、ともに課題に向き合うパートナーシップのあり方を考えます。

保健・医療、教育、子どもの保護、国際協力、市民社会などの分野で活躍する関係者による対話を通じて、子どもたち一人ひとりの可能性を広げるために何ができるのか、そして両国がどのような未来をともに創り出せるのかを議論します。
 
「未来は、ともに変えられる。」

子どもたちの未来を出発点に、支援から共創へ。日本とバングラデシュの新しい協力のかたちを展望する機会とします。

お申込みについて

本セミナーは会場での参加のみとなります。
参加をご希望の方は、10月27日(火) 10時00分までに本ページよりお申し込みください。
※会場の都合により、定員に達し次第、受付を締め切らせていただきます。

※お申し込みの際は、メールアドレスを正しくご入力ください。
お申し込み後に「仮登録確認メール」が届きますので、メールに記載のURLを24時間以内にクリックし、登録を完了してください。登録が未完了のままのお問い合わせが増えておりますので、ご注意ください。

※仮登録確認メールが届かない場合は、「spfpr@spf.or.jp」からのメールが迷惑メールフォルダに振り分けられていないかご確認ください。

※ご入力いただいた個人情報は、当財団が主催または後援するセミナー・講演会等のご案内に使用させていただきます。
事務局
笹川平和財団 平和構築支援グループ
Email:peacebuilding@spf.or.jp
Tel:03-5157-5181

※取材に関するお問い合わせは、経営企画部広報課までお願いいたします。
テレビ取材をご希望の際は、事前にご一報ください。
E-mail:spfpr@spf.or.jp
Tel:03-5157-5431

プログラム

16:00-16:05 開会挨拶
萱島 信子
(笹川平和財団 常務理事)
16:05-16:10 開会挨拶
生稲晃子
(外務省 外務大臣政務官)
16:10-16:20 バングラデシュ政府要人挨拶
16:20-17:20 パネル・ディスカッション
パネリスト:
中村安秀
(公益社団法人日本WHO協会 理事長/大阪大学名誉教授)
村山真弓
(特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会 代表理事)
渡辺大樹
(NGO Ekmattra Society 共同代表/Ekmattra Entrepreneurs Ltd. 代表/NPO法人エクマットラジャパン 代表)

モデレーター:
中山万帆
(笹川平和財団 平和構築支援グループ長/主任研究員)
17:20-17:40 コメント
原昌平
(独立行政法人国際協力機構(JICA)理事)
日下部尚徳
(立教大学異文化コミュニケーション学部 准教授)
17:40-18:00 質疑応答
18:00 閉会
※プログラムについては予告なく変更することがありますので、予めご了承ください。

講演者

中村 安秀
パネリスト

中村 安秀

公益社団法人日本WHO協会 理事長/大阪大学名誉教授

プロフィール

東京大学医学部卒業。小児科医。都立病院小児科などで勤務した後、JICA専門家(インドネシア)、UNHCR(アフガニスタン難民医療)など、途上国の保健医療活動に取り組む。東京大学小児科講師、ハーバード大学公衆衛生大学院研究員、大阪大学大学院人間科学研究科教授などを経て、現在は公益社団法人日本WHO協会理事長、大阪大学名誉教授。
母子手帳を世界に広めた功績により、2015年に第43回医療功労賞、2024年に大同生命地域研究特別賞を受賞。2021年11月には、ニューズウィーク日本版「世界に貢献する日本人30」に選出された。著書に『海をわたった母子手帳』(旬報社、2021年)など多数。

村山 真弓
パネリスト

村山 真弓

特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会 代表理事

プロフィール

専門は南アジア(バングラデシュ、インド)地域研究とジェンダー、雇用問題、域内関係。上智大学卒業後、アジア経済研究所入所、同研究員、日本貿易振興機構(ジェトロ)理事等を経て2025年より現職。著作に『知られざる工業国バングラデシュ』(共編著、アジア経済研究所、2014年)など。

渡辺 大樹
パネリスト

渡辺 大樹

NGO Ekmattra Society 共同代表/Ekmattra Entrepreneurs Ltd. 代表/NPO法人エクマットラジャパン 代表

プロフィール

1980年神奈川県横浜市生まれ。高校時代は野球、大学時代はヨットに打ち込む。ヨットの国際大会で目にしたタイのストリートチルドレンが忘れられず、当時アジア最貧国と呼ばれていたバングラデシュでの活動を決意。2003年8月、現地の大学生らとEkmattraを立ち上げ、ストリートチルドレン支援活動を開始。
2009年には映画「アリ地獄のような街」を完成・配給し、日本・バングラデシュ両国で200回以上の上映会を開催。2018年7月には、ストリートチルドレンから「心のエリート」を養成する「エクマットラアカデミー」を開校。多方面で活躍するリーダーを輩出し、さらなる活動の輪を広げるべく奔走中。2010年、青年版国民栄誉賞とされる「人間力大賞グランプリ・内閣総理大臣奨励賞」を受賞。バングラデシュ野球連盟代表監督も務める。

原 昌平
コメンテーター

原 昌平

独立行政法人国際協力機構(JICA)理事

プロフィール

慶應義塾大学経済学部卒業。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカル・サイエンスで経済学修士号を取得。1989年4月に海外経済協力基金(OECF)に入り、大蔵省(当時)での勤務、OECFニューデリー事務所長などを経て、国際協力銀行(JBIC)で開発協力戦略や中央アジア・コーカサス地域を担当。2008年10月よりJICAで、南アジア部インド・ブータン担当部長、JICAイラク事務所長、地球規模課題・開発パートナーシップ推進室長、2018年3月に情報システム室長、同年6月に南アジア部長、2020年9月に民間連携事業部長、2022年10月に企画部長を歴任し、2024年5月23日より現職。2006年10月から2007年3月まで政策研究大学院大学客員教授も務めた。

日下部 尚徳
コメンテーター

日下部 尚徳

立教大学異文化コミュニケーション学部 准教授

プロフィール

博士(人間科学、大阪大学)。東京外国語大学講師、准教授を経て、2020年4月より現職。専門は国際協力論、開発社会学、南アジア地域研究。バングラデシュを主なフィールドに、貧困、児童労働、サイクロン災害・気候変動、ロヒンギャ難民問題について、現地調査にもとづく研究を続けている。家事使用人として働く少女たちへの15年間の支援事業の影響評価など、子どもの保護に関する調査にも携わる。

主な著書
・『決定版 バングラデシュのことがマンガで3時間でわかる本』(監修、明日香出版社、2026年)
・『現代バングラデシュ:経済成長と激動する社会』(共編著、東京大学出版会、2025年)
・The Rohingya's Predicament from Bangladeshi / Japanese Perspectives: Between Acceptance and Friction(編著、Academic Press and Publishers Library、2024年)
・『わたし8歳、職業、家事使用人。──世界の児童労働者1億5200万人の1人』(合同出版、2018年)

萱島 信子
開会挨拶

萱島 信子

笹川平和財団 常務理事

プロフィール

京都大学文学部を卒業後、独立行政法人国際協力機構(JICA)で主に教育開発事業に従事し、バングラデシュ事務所長、人間開発部長、JICA研究所長、理事等を歴任。その間に、ユネスコ国際教育計画研究所、パリ第5大学DEA課程で学んだ後、名古屋大学国際開発研究科で博士号を取得。日本の教育協力事業の立案や実施に主導的な役割を果たしながら、同時に教育開発や高等教育国際化の研究にも取り組み、多くの学術書や論文を出版してきた。2025年より笹川平和財団常務理事に就任し、アジアとの戦略対話・交流促進・平和構築支援や日中交流事業などを担当する。
(独)JICA緒方貞子平和開発研究所シニアリサーチアドバイザー、(財)本田財団理事、(財)日本国際教育支援協会理事、(財)ケア・インターナショナル ジャパン理事、(財)放送番組国際交流センター評議員他兼任。

中山 万帆
モデレーター

中山 万帆

笹川平和財団 平和構築支援グループ長/主任研究員

プロフィール

東京大学教養学部教養学科比較日本文化専攻卒業。ロンドン大学大学院東洋アフリカ研究所(開発と社会人類学)修士。1996年より国際交流基金に勤務し、主に東南アジアと南アジアにおける知的交流、日本研究、芸術交流プログラムの企画と運営に携わる。2001年から2005年まで国際交流基金ジャカルタ日本文化センター アシスタント・ディレクター。2007年から2008年まで理事長補佐。
2008年より笹川平和財団勤務、主に平和構築とタイ深南部における紛争解決事業の立ち上げに関わる。アジアの平和と安定化事業グループ長、アジア事業グループ長を経て、2022年より平和構築支援グループ長。

開催一覧

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