太平洋島嶼国事業主催シンポジウムのご案内
「日本・太平洋島嶼国の相互協力関係強化に向けた議論」~太平洋島嶼地域秩序の多層構造と地域安全保障の実態を探る~(2020.1.29開催)
太平洋島嶼地域情勢が気候変動の影響が顕在化や多様な開発パートナーの関与により複雑化する中、日本は2018年5月に開催された第8回太平洋・島サミットの結果を踏まえ、自由で開かれたインド太平洋ビジョン(FOIP)の下、太平洋島嶼地域におけるルールに基づく秩序の確保と繁栄の実現を目指して太平洋島嶼国との協力関係を促進しています。
本シンポジウムでは、太平洋島嶼地域の現状を地域・国・住民の各視点からとらえ、日本が如何にして太平洋島嶼国との相互協力関係を強化すべきかについて議論します。
第1部では、地域秩序の多層構造の紹介、太平洋島嶼国主導の地域機関である太平洋諸島開発フォーラムのソロ・マラ事務局長による基調講演、ガロエワイUNDP専門家(フィジー)による地域ガバナンスに関する講演、ボッザト マルタ騎士団ナウル大使による地域安全保障と気候変動に関する講演により、地域安全保障の基盤を広い視点でとらえます。
第2部では、フィジーのソコ国家災害管理局長によるフィジーの災害史と国の対応、マーシャル諸島のラングリン国家災害局長によるサモア麻疹大流行に対する対応に関する講演により、国や住民に危機が迫った際の対応について理解を深め、パネルディスカッションを行います。
本シンポジウムが、来年開催予定の第9回太平洋・島サミットに向けた機運醸成の一助となることを期待しています。
- 太平洋島嶼国シンポジウム「日本・太平洋島嶼国の相互協力関係強化に向けた議論」
~太平洋島嶼地域秩序の多層構造と地域安全保障の実態を探る~ - 日時
- 2020年1月29日(水)15:00-18:00(14:30受付開始)
- 会場
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笹川平和財団ビル11階 国際会議場
(銀座線虎ノ門駅より徒歩1分、あるいは霞ヶ関駅より徒歩5分)
〒105-8524 東京都港区虎ノ門1-15-16(地図) - 主催
- 笹川平和財団 安全保障研究グループ 太平洋島嶼国事業
- プログラム
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太平洋島嶼国シンポジウム「日本・太平洋島嶼国の相互協力関係強化に向けた議論」
~太平洋島嶼地域秩序の多層構造と地域安全保障の実態を探る~15:00
開会挨拶 茶野順子 笹川平和財団常務理事 15:10
駐日大使挨拶 イシケリ・マタイトンガ駐日フィジー特命全権大使 15:20
趣旨説明「太平洋島嶼地域秩序の多層構造」
塩澤英之 笹川平和財団主任研究員15:30
基調講演「太平洋島嶼地域住民から国際社会へ」
ソロ・マラ 太平洋諸島開発フォーラム事務局長16:00
講演 「相互協力を支えるガバナンス~日本の支援」
ナニセ・サウネ=ガロエワイ UNDP専門家16:30
講演 「地域安全保障と気候変動の相互関係」
ファブリツィオ・ボッザト マルタ騎士団ナウル大使16:50
パネルディスカッション
「日本は如何にして太平洋島嶼国との相互協力関係を強化すべきか」18:00
閉会 ~ 簡易レセプション(会場外) - 使用言語
- 日英同時通訳
- その他
- 参加費無料、日英同時通訳付、申し込み先着順
- お申込について
- 参加ご希望の方は、1月28日(火)17時までに、本ページよりお申し込みください。
※ 定員になり次第締め切らせていただきますので、予めご了承ください。
※ お申込みの際に皆様からいただく個人情報は、当財団の主催または後援によるセミナー・講演会等へご案内する際に使用させていただきます。
- 事務局
- 笹川平和財団 安全保障研究グループ 太平洋島嶼国事業(塩澤・深津)
Email:anpo-seminar@spf.or.jp
※取材についてのお問い合わせは経営企画部メディアリレーション課へお願いいたします。
Tel:03-5157-5398 Email:spfpr@spf.or.jp