【ブルッキングス研究所主催（笹川平和財団助成）講演会のご案内】
「米中関係：アジア太平洋地域と世界への影響」
（2014.5.14開催）

来る2014年5月14日、日本財団ビルにおいて、ブルッキングス研究所主催（笹川平和財団助成）による、公開講演会を標記の演題で開催致します。講演会では、ジェームズ・スタインバーグ博士とマイケル・オハンロン博士の２名を迎え、米中関係の将来とアジア太平洋地域および世界への影響をテーマにお話をいただきます。
　
米中関係は近代においては多くの場合、協力関係の構築を進めてきましたが、近年では地域の緊張が高まり、米国の友好国や同盟国の多くが中国との関係において様々な課題を抱えています。こうした中、新著（共著）Strategic Reassurance and Resolve: U.S.-China Relations in the Twenty-First Century（戦略的再保障と解決：21世紀の米中関係：仮訳）においてスタインバーグ博士とオハンロン博士は、確固たる態度と戦略的再保障を融合したアプローチを、関係各国の政策指針として説いています。講演会では、日本総研国際戦略研究所所長である田中均氏をコメンテーターとして迎え、本著の分析を土台に持続可能かつ協力的な米中関係の構築を見据えた提言、そして日本や日米関係への影響について議論する予定です。多くの皆様の御参加をお待ちしています。

ジェームス・スタインバーグ博士（シラキュース大学公共政策大学院院長)、マイケル・オハンロン博士（ブルッキングス研究所シニアフェロー）

スタインバーグ博士は元米国国務副長官であり、現在はシラキュース大学 マックスウェル行政大学院の院長を務めておられます。またオハンロン博士はブルッキングス研究所のシニアフェローとして活躍される専門家です。