福島第一原発事故の研究
2020年度事業
所属 | 安全保障研究グループ |
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実施者 | 笹川平和財団 |
年数 | 単年度事業 |
事業形態 | 自主事業 |
事業費 | ¥6,500,000 |
事業概要
2011年に発生した福島第一原発事故は、原子力の安全神話を終焉させ、日本の原子力およびエネルギー政策全般に大きな影響を与えました。世界に与えた衝撃も大きく、脱原子力にかじを切った国もあります。その一方で、地球温暖化対策の一環として引き続き原子力の活用を考えたり、安全管理や使用済み燃料の処分について国際協力を模索したりする動きも出てきています。このような動向のもと、事故から10年を迎えるにあたり、事故調査報告書が扱いきれなかった課題を含め、事故の教訓を問い直し、国内外に問題提起する時期に来ていると考えます。
本事業は、事故から10年を迎える2021年において、改めて福島第一原発事故の教訓をとりまとめ、今後の安全な原子力の検討を行い、国内外に議論を呼びかけることを目的とします。具体的には、福島第一原発事故により露呈した原子力の短期、中・長期の課題に対し、調査活動により、事故の教訓を整理し、報告及び提言を目指します。
本事業は、事故から10年を迎える2021年において、改めて福島第一原発事故の教訓をとりまとめ、今後の安全な原子力の検討を行い、国内外に議論を呼びかけることを目的とします。具体的には、福島第一原発事故により露呈した原子力の短期、中・長期の課題に対し、調査活動により、事故の教訓を整理し、報告及び提言を目指します。
担当研究者
小林 祐喜