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会長からのご挨拶

公益財団法人 笹川平和財団 会長 田中 伸男

公益財団法人 笹川平和財団会長 田中 伸男

2016年度は、笹川平和財団にとって節目の年となりました。皆さまのご支援とご指導を得て、財団設立30周年を迎えることができました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

世界の動きを振り返ると、英国の国民投票によるEU離脱、米国大統領選挙でのトランプ氏の当選など想定を大きく超えるパラダイムシフトが見られました。

欧州をはじめとする世界各地でポピュリズムの動きが活性化してきたほか、一部の国々では政治的指導者が強権化する傾向も顕著になってきており、これまでのリベラルな国際秩序を揺るがす政治的、地政学的リスクが一層高まっています。

事態がさらに深刻化する中東に依存するエネルギー安全保障のリスク、収束の見えない難民問題やイスラム過激派組織によるテロの脅威などをはじめ、国際情勢は依然混沌として、先行き不透明な状況が続いています。

このような世界の大きなうねりの中にあって、安全保障や平和構築において既存の枠組みに縛られず、独自の判断で貢献できる民間の非営利組織の役割はますます重要になっていると言えます。

笹川平和財団は、ミッション・ステートメントの実現に向け、2017年度より目指す方向性として、「日米関係のさらなる強化」、「アジアにおける日本のプレゼンス拡大」、「イスラム諸国への理解と関係強化」、「海洋ガバナンスの確立」、「女性のエンパワーメント」の5つの重点目標を設定しています。

また海洋政策研究財団との合併以来取り組んできた事業の見直しをさらに推し進めるとともに、より柔軟かつ迅速に対処していくこと意識した組織体制への転換を図ります。

官民ができない分野であっても公益財団法人としての自由な発想に基づき、長期的な視野も持ちつつ、自ら考え、実行することで、問題意識を共有する世界中の方々と協働し、政策立案に貢献するユニークな財団組織としてさらなる成長を目指します。

引き続き皆さまのご支援とお知恵を拝借させていただきたく、お願い申し上げます。

2017年7月1日

公益財団法人 笹川平和財団
会長 田中 伸男

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