・第29回造船業・造船関連工業の経営者セミナー

我が国の造船業及び造船関連工業を取り巻く環境は、近年、造船受注急増がみられるものの、構造的には韓国等との国際競争の激化、作業員の高齢化等の諸問題に加え、環境問題等から派生する国際的枠組みによる規制強化、海上輸送力需給の先行き不透明感等厳しい状況にあります。

このような様々な問題を抱える現況において、日本が今後も国際造船市場において競争力を保ち、安定した受注を得るためには、より多角的な視点から国際的状況を把握・認識し、現状認識に基づく機敏な対応が求められております。

本セミナーは、日本の造船業が置かれている状況を正しく認識し、さらに造船業のより一層の活性化を図るため、造船関係者が情報の共有を得る場として定着致しております。

本セミナーは既に29回（2004年）を数え、造船産業界においては知名度があり、日本造船関係者が多数集まる貴重な機会となっています。セミナーの構成としては、斯界の著名な講師による政治、経済、国際問題などとあわせて、各年特別テーマを設け、情報提供を行っております。

なお、第29回造船業・造船関連工業の経営者セミナーの開催概要は以下のとおりでした。