東京商船大学乗船実習科航海課程修了。1984年運輸省航海訓練所助手(三等航海士)、2001年独立行政法人航海訓練所教授、2007年独立行政法人航海訓練所船長、2009年4月東京海洋大学教授。
2024年日本航海学会会長。博士(海事科学)。専門は海難分析、船員災害、海事法規、安全管理。
松井 直也
日本海事代理士会 会長
13:00-13:20 | 開会挨拶 松井 直也 氏(日本海事代理士会 会長) 来賓挨拶・紹介 |
13:20-14:00 | 基調講演 竹本 孝弘 氏(東京海洋大学 教授・日本航海学会 会長) |
14:00-15:00 | 記念講演 白石 康次郎 氏(海洋冒険家) |
15:00-15:15 | 休憩 |
15:15-16:50 | パネルディスカッション パネリスト 竹本 孝弘 氏 白石 康次郎 氏 羽原 敬二 氏(神戸大学大学院 リサーチフェロー) 清水 道代 氏(フェニックスサイトシーイングコーポレーション株式会社 代表取締役) 松井 直也 氏 モデレーター 小原 朋尚 氏(笹川平和財団 海洋政策研究所 特任部長) 質疑応答 |
16:50-17:00 | 閉会挨拶 牧野 光琢 氏(笹川平和財団海洋政策研究所 所長) |
日本海事代理士会 会長
東京海洋大学 教授・日本航海学会 会長
東京商船大学乗船実習科航海課程修了。1984年運輸省航海訓練所助手(三等航海士)、2001年独立行政法人航海訓練所教授、2007年独立行政法人航海訓練所船長、2009年4月東京海洋大学教授。
2024年日本航海学会会長。博士(海事科学)。専門は海難分析、船員災害、海事法規、安全管理。
海洋冒険家
1967年5月8日生まれ。神奈川県鎌倉市育ち。少年時代に船で海を渡るという夢を抱き、高校在学中に単独世界一周ヨットレースの優勝者・多田雄幸氏に弟子入りする。
1994年26歳の時、史上最年少ヨット単独無寄港世界一周記録(当時)を樹立。’06年には念願の単独世界一周ヨットレース「5OCEANS」に参戦し、歴史的快挙となる2位でゴール。
’16年にはフランスで開催されている最も過酷な単独世界一周ヨットレース「ヴァンデ・グローブ」へアジア人として初参戦を果たした。’20年’24年「ヴァンデ・グローブ」2連続完走を果たした。
これまでに世界の海を10周以上セーリングしている。比類なき経験と精神力は教育界からも注目され、課外授業も行っている。
神戸大学大学院 リサーチフェロー
早稲田大学商学部卒、関西大学大学院商学研究科修了。長年にわたり海事政策、海上保険、リスクマネジメント、海事人材育成などの分野で教育・研究・政策提言に携わってきた。
関西大学では商学部教授、政策創造学部教授、キャリアセンター所長などを歴任。国土交通省やJICA、海技振興センター、日本海事センターなどの各種委員会において、船員教育制度や
海事人材政策、安全対策に関する調査・提言を多数行っており、国内外の海事政策形成に大きく貢献。海事教育と現場の橋渡し役として、次世代の海洋人材育成に尽力されており、
今回のフォーラムでは、教育・政策・実務の視点から「海の安全」と「体験を通じた学び」の重要性について深い洞察を提供していただきます。
フェニックスサイトシーイングコーポレーション株式会社 代表取締役
北海道・小樽港を拠点に、海洋散骨や観光遊覧船の運航を手がけるフェニックスサイトシーイングコーポレーション株式会社の代表取締役。2005年より海洋散骨事業を開始し、2014年に法人化。地域に根ざした旅客船サービスを展開し、観光と社会的ニーズの両面に応える運航を実践されています。同社は、旅客船事業者の安全性向上を評価する「+ONEマーク制度」において、全国第1号の認証事業者として登録されており、法定基準を超える安全対策への取り組みが高く評価されています。清水氏は、長年にわたり現場での運航管理と事業運営に携わり、地域社会との信頼関係を築いてきました。本フォーラムでは、制度認証取得に至るまでの経緯や、現場での安全管理の工夫、旅客船事業者としての社会的責任について語っていただきます。
笹川平和財団 海洋政策研究所 特任部長
笹川平和財団海洋政策研究所 所長