Events

イベント情報
イベント

持続可能な海洋に向けて 第10回釜山私たちの海洋会議の成果とニース第3回国連海洋会議に向けての展望

主催:笹川平和財団海洋政策研究所

海洋は地球システムの重要な構成要素であり、地球全体の生命を支えている。国々と人々をつなぐ一方で、海洋汚染、漁業資源の減少、海洋生物多様性の喪失、気候変動が海洋環境に及ぼす悪影響、海洋安全保障への脅威など、多くの課題に直面している。2025年4月28〜30日に韓国・釜山で開催されるOOC10には、持続可能な海洋実現に向けた協働を国際的に推進する目的で指導的・牽引的役割を担う代表が世界から参集する。また、2025年6月9〜13日にフランスのニースで開催されるUNOC3では、世界の首脳や幹部等が効果的な政策と制度的枠組みの強化等の実現を目指して集まり議論を行うことが予定されている。こうした観点から、本セミナーでは、釜山で開催されるOOC10での主要な成果と課題を振り返り、ニースで開催されるUNOC3に向けた展望を閣僚や幹部の方々を交え議論し、UNOC3等にお話し頂きます。

皆様のご参加をお待ちしております。

お申込みについて

注)講演者、テーマ等は都合により変更になる場合があります。

お申し込み方法
下記サイトよりお申し込みください: 
https://f.msgs.jp/webapp/form/19951_jndb_1160/index.do

備考:
会場入場には万博入場券が必要となります。ブルー・オーシャン・ドームの展示見学を希望の方は別途、パビリオンの見学予約が必要です。セミナーのみの参加の方で事前登録をお済の方はドームの出口よりセミナースペースへ入場頂けます。セミナー参加申し込み先着登録30名の方には座席を確保し整理番号にてお席をご案内します。登録者が30名を超えましたら立ち見でのご参加をとなりますこと、また、開始時点でいらっしゃらない場合には席を別な方にお譲りする場合がありますことご容赦願います。主催者側では同時通訳は提供せず、日英通訳が必要な方には万博翻訳アプリをご案内しています。
入場チケット https://www.expo2025.or.jp/tickets-index/
万博翻訳アプリ https://www.expo2025.or.jp/future-index/digital/auto-translation/


お申込みにあたり
・お申込み後、仮登録確認メールが届きますので、メールにある登録完了用URLをクリックし登録を完了してください。

・最後まで登録されておらず、フォーラム当日にお申込みの問合せが大変多くなっております。大変お手数をおかけして申し訳ありませんが、ご登録手続きを最後まで進めていただきますようお願い申し上げます。

・仮登録確認メールが届かない場合は、spfpr@spf.or.jp からのメールが迷惑メールに設定されている場合がございます。あらかじめ迷惑メールの設定を解除いただきますようお願いいたします。また、入力したメールアドレスが間違っている場合もございますので、再度お申込み手続きを行っていただきますようお願いいたします。

・お申込みの際に皆様からいただく個人情報は、当財団の主催または後援によるセミナー・講演会等へご案内する際に使用させていただきます。
お問い合わせ
笹川平和財団海洋政策研究所
E-mail: kaiyoforum@spf.or.jp
Tel:03-5157-5210

※取材のお問い合わせは経営企画部広報課へお願いいたします。
E-mail: spfpr@spf.or.jp
Tel:03-5157-5389

プログラム

14:00 開会
14:05 釜山私たちの海洋会議の成果とその意義
14:45 パネル討論 持続可能な海洋を目指して 課題とニース国連海洋会議に向けた展望
15:30 閉会
注)登壇者、演題、時間配分については予告なく変更することがありますので、予めご了承下さい。

登壇者

スティーブン・ビクター
パネリスト

スティーブン・ビクター

パラオ共和国 農業・漁業・環境大臣

プロフィール

パラオ共和国農業・漁業・環境大臣、2021年7月就任。海洋生物学者であり、グアム大学で生物学の修士号、ケンブリッジ・ジャッジ・ビジネススクールで大学院修了証を取得。20年以上の経験を持ち、パラオ国際サンゴ礁センターやネイチャー・コンサーバンシーでの職務を含め、ミクロネシア全域で環境イニシアティブを主導してきた。持続可能な資源管理と気候変動への耐性戦略に科学を組み込むことを強く提唱している。大臣として、パラオの人々と生態系を支えるため、環境保護と持続可能な開発の両立に力を注いでいる。

トーステン・ティーレ
パネリスト

トーステン・ティーレ

グローバル・オーシャン・トラスト創設者兼エグゼクティブ・ディレクター

プロフィール

持続可能な海洋ガバナンスと革新的なブルーファイナンス・ソリューションを推進する非営利団体、グローバル・オーシャン・トラストの創設者兼事務局長。JPモルガン、欧州復興開発銀行、インベステックでの指導的役割を含め、20年以上にわたり国際プロジェクトファイナンスに携わり、現在は海洋保全、ブルーボンド、自然ベースのソリューションについて世界的機関に助言している。ボン大学で法学と経済学の修士号、ハーバード・ケネディ・スクールでMPA、ケンブリッジ大学で自然保護リーダーシップの修士号を取得。ポツダムのサステイナビリティ高等研究所(Institute for Advanced Sustainability Studies)のアフィリエイト・スカラー、およびIUCNブルー・ナチュラル・キャピタル・ファイナンス・ファシリティ(IUCN Blue Natural Capital Financing Facility)のシニア・アドバイザーを務める。彼の仕事は、海洋の回復力と気候変動対策を促進するために、保全目標と財務戦略を統合することに重点を置いている。

キラパルティ・ラマクリシュナ
パネリスト

キラパルティ・ラマクリシュナ

ウッズホール海洋研究所 海洋政策センター所長兼海洋・気候政策 統領上級顧問

プロフィール

環境法、国際政策を専門。現在、ウッズホール海洋研究所で海洋政策センター長兼海洋・気候政策上級顧問を務める。国連では、緑の気候基金戦略計画部長、UNESCAP東・北東アジア事務所長などの要職を歴任。ラマクリシュナ博士は、国連気候変動枠組条約の起草に貢献し、複数のIPCC評価報告書の主執筆者でもある。ハーバード大学ロースクール、イェール大学、フレッチャー法外交大学院などの一流大学で教鞭をとる。米国外交問題評議会の終身会員に選出され、日本財団-GEBCO海底2030プロジェクトの戦略アドバイザリーグループの議長も務める。

ダニエラ・フェルナンデス
パネリスト

ダニエラ・フェルナンデス

持続可能な海洋連合(SOA)創設者・前CEO (ビデオ)

プロフィール

サステナブル・オーシャン・アライアンス(SOA)の創設者兼CEO。ジョージタウン大学で経済学と行政学を学ぶ傍ら、19歳でSOAを設立。彼女のリーダーシップの下、SOAは、海洋の健全性を保護し維持するための解決策を育成・促進する世界的な組織へと成長し、惑星の脅威に対処する技術的解決策を開発するOcean Solutions Acceleratorを立ち上げた。フェルナンデスは、起業家マインドセット、海洋イノベーション、テクノロジー、若者のエンパワーメント、持続可能性に関する国際的な講演者である。フォーブス誌の「30歳以下の30人の社会起業家」、世界経済フォーラムの「グローバル・シェイパー」、「フレンズ・オブ・オーシャン・アクション」のメンバーとして表彰されている。

ヤバネックス・バティスタ
パネリスト

ヤバネックス・バティスタ

(ビデオ)

プロフィール

国連資本開発基金(UNCDF)が主催するサンゴ礁世界基金(GFCR) の国連グローバルチームの副部長。20年以上のキャリアを持ち、国際金融機関、保全と開発のための持続可能な資金調達、政府との関係と政策、多国間環境協定を中心に活動。それ以前は、カリブ海生物多様性基金のCEOを務め、メキシコのGITEC/GIZ、ネイチャー・コンサーバンシーの国際政府関係・欧州事務所、世界銀行GEFユニット、米国地質調査所、ブラジルのIPAM(アマゾン環境研究所)などの組織で働いた。

ジェシカ・ニューフィールド
パネリスト

ジェシカ・ニューフィールド

プロフィール

持続可能な海洋連盟(SOA)主任プログラム・マネージャー。コミュニティのリーダーや起業家が気候変動へのレジリエンスに不可欠なスキルとネットワークを構築できるよう支援業務に従事。社会起業家精神、気候政策、コミュニティ形成、影響評価、パートナーシップ・マネジメントなど多様な経歴を持ち、政府機関やイノベーション・ハブから大小さまざまな新興企業や非営利団体まで、幅広い組織と協働してきた。オーシャン・リーダーズ・フェローシップを運営し、次世代の海洋・気候リーダーたちが、国際的な政策フォーラムや地域主導のコミュニティ・イニシアティブにおいて永続的な変化を生み出すために必要なツールを身につけるための体験型学習プログラムを企画・指導している。ジェシカはこれまで40カ国以上で、WWF、MIT D-Lab、UNDP、WEFなどの著名な組織と協力し、世界な事業に携わった。

小林正典
パネリスト

小林正典

笹川平和財団(SPF)上席研究員

プロフィール

笹川平和財団(SPF)上席研究員。SPF特任部長、海洋政策研究所(OPRI-SPF)主任研究員を歴任。持続可能なブルーエコノミー、海洋環境・資源管理、持続可能な漁業、海洋汚染対策、海洋再生可能エネルギー、地域・国際協力・パートナーシップなど、海洋・持続可能性政策に関する研究を続けている。海洋政策研究財団、横浜国立大学、地球環境戦略研究機関、国連(ニューヨーク、ジュネーブ、ボン)、外務省ニューヨーク国連政府代表部で持続可能性問題に従事。

Page Top