笹川平和財団海洋政策研究所および水交会では、海洋安全保障に係る調査研究活動の一環としまして、毎年「海洋安全保障シンポジウム」を開催しております。これは海上防衛の現場での実務経験を有する現職自衛官や水交会会員と海洋安全保障分野で活躍する研究者とが同じテーマで忌憚なく議論を行うユニークなシンポジウムです。
さて、ロシアによるウクライナ侵攻や台湾有事の懸念、さらには経済安全保障を巡る対立の顕在化等を背景として、欧米型の政治体制を採る諸国とそれとは異なる政治体制の諸国およびそれぞれを支持する諸国との対立が、いわゆる「グローバルサウス」を巻き込んで地球的規模に拡大し、新冷戦とも言える状況となっています。
そこで、今回の海洋安全保障シンポジウムでは、このような新冷戦とも言える国際関係を踏まえ、海洋における主権や権益を巡っての対立が武力紛争にエスカレートする事態の抑止、あるいは国際社会における政治・経済的な優位や技術覇権を巡る国家間の競争によって国際構造が流動化する状況で安全保障環境を安定化させるためにシーパワーが果たすべき役割について、予防外交や信頼醸成、武力紛争の抑止、親善交流等の面から議論します。
つきましては、海洋安全保障問題に関心の深い皆様方に積極的なご参加を賜りたく、下記のとおりご案内申し上げます。なお、詳細につきましては、下記連絡先までお問い合わせ下さい。
今回のイベントでは「会場参加」と「オンライン参加」からお選びいただけます。
ご希望の参加方法に基づき、12月15日(金)23:59(JST)までに本ページから事前にお申込みください。
「会場参加」でお申込みいただいた方は当日会場にお越しください。オンライン参加でお申込みいただいた方には、お申込受付のメールにてYouTube配信のURLをご案内いたします。
※ 申込受付メールが届かない場合、お手数をおかけしますが「迷惑メール」フォルダもあわせてご確認ください。
・お申込みの際、メールアドレスが正しく入力されているかをご確認ください。お申込み後、仮登録確認メールが届きますので、メールにある登録完了用URLを24時間以内にクリックし登録を完了してください。
・最後まで登録されておらず、イベント当日にお申込みの問合せが大変多くなっております。お手数をおかけして申し訳ありませんが、ご登録手続きを最後まで進めていただきますようお願い申し上げます。
・仮登録確認メールが届かない場合は、spfpr@spf.or.jp からのメールが迷惑メールに設定されている場合がございます。あらかじめ迷惑メールの設定を解除いただくか、迷惑メールボックスをご確認いただきますようお願いいたします。また、ご入力いただいたメールアドレスが間違っている場合もございますので、再度お申込み手続きを行っていただきますようお願いいたします。
・お申込みの際に皆様からいただく個人情報は、当財団の主催または後援によるセミナー・講演会等へご案内する際に使用させていただきます。
15:00 |
開会挨拶
阪口 秀(笹川平和財団海洋政策研究所長) |
15:05 |
基調講演
江川 宏(海上自衛隊幹部学校長) |
15:30 |
パネルディスカッション
パネリスト:
池田 徳宏(水交会研究委員会顧問(元佐世保・呉地方総監))
北川 敬三(海上自衛隊幹部学校防衛戦略教育研究部長)
金 永明(中国海洋大学国際事務・公共管理学院教授)
倉持 一(笹川平和財団海洋政策研究所客員研究員)
コメンテーター:
江川 宏(海上自衛隊幹部学校長)
モデレーター:
秋元 一峰(笹川平和財団海洋政策研究所特別研究員) |
16:55 |
閉会挨拶
村川 豊(水交会専務理事(元海上幕僚長)) |
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※登壇者・パネリストは都合により変更となる場合がございます。 |
基調講演/コメンテーター
江川 宏
海上自衛隊幹部学校長
パネリスト
池田 徳宏
水交会研究委員会顧問(元佐世保・呉地方総監)
パネリスト
北川 敬三
海上自衛隊幹部学校防衛戦略教育研究部長
パネリスト
金 永明
中国海洋大学国際事務・公共管理学院教授
パネリスト
倉持 一
笹川平和財団海洋政策研究所客員研究員
モデレーター
秋元 一峰
笹川平和財団海洋政策研究所特別研究員