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海洋フォーラム

第194回海洋フォーラム
「水産資源調査のゲームチェンジング技術~海洋音響導波路リモートセンシング」

主催:笹川平和財団海洋政策研究所

従来の水産資源調査で多用されている魚群探知機の有効距離は数十mから最大数百mまででした。米国マサチューセッツ工科大学で開発された「海洋音響導波路リモートセンシング(OAWRS:Ocean Acoustic Waveguide Remote Sensing)」は、浮魚類の群れを最大半径60kmの範囲で気象レーダーのように可視化できる画期的な技術です。魚群探知機の超音波に比べはるかに低い魚のウキブクロの共振周波数を使い、広大な範囲での浮魚資源をリアルタイムで画像化し、分単位で魚群密度分布図を更新できます。また、自ら音声を発する鯨類であれば100-200kmの範囲での検知、トラッキング、分類ができます。同様に魚類が繁殖期に発する鳴音の検出も可能でしょう。多獲性浮魚資源の漁獲海域にこの技術を導入すれば、探索の手間が省け、効率的に漁獲できるだけでなく、資源の現況にあわせたきめ細かい順応的管理も可能になると考えられます。

今回の海洋フォーラムでは、同技術を開発したニコラス・マクリス教授とパーニマ・ラティラル・マクリス教授をお迎えし、多様なアジアの水産資源管理への本技術の応用について議論します。
 

お申込みについて

今回のフォーラムでは「会場参加」と「オンライン参加」からお選びいただけます(会場参加は先着200名まで)。
ご希望の参加方法に基づき、7月3日(月)12:00(JST)までに本ページから事前にお申込みください。

「会場参加」でお申込みいただいた方は当日会場にお越しください。「オンライン参加」でお申込みいただいた方には、7月3日(月)15:00(JST)を目途に視聴用URLをメールでご案内いたします。
※ 視聴用URLの案内メールが届かない場合、お手数をおかけしますが「迷惑メール」フォルダもあわせてご確認ください。
お申込みにあたり
・お申込み後、仮登録確認メールが届きますので、メールにある登録完了用URLをクリックし登録を完了してください。
・最後まで登録されておらず、フォーラム当日にお申込みの問合せが大変多くなっております。大変お手数をおかけして申し訳ありませんが、ご登録手続きを最後まで進めていただきますようお願い申し上げます。
・仮登録確認メールが届かない場合は、spfpr@spf.or.jp からのメールが迷惑メールに設定されている場合がございます。あらかじめ迷惑メールの設定を解除いただきますようお願いいたします。また、入力したメールアドレスが間違っている場合もございますので、再度お申込み手続きを行っていただきますようお願いいたします。
・お申込みの際に皆様からいただく個人情報は、当財団の主催または後援によるセミナー・講演会等へご案内する際に使用させていただきます。
事務局
笹川平和財団海洋政策研究所
お問い合わせはこちら
tel:03-5157-5210
メールでのお問い合わせはこちら

※取材のお問い合わせはコミュニケーション企画部広報課へお願いいたします。
メールでのお問い合わせはこちら
tel:03-5157-5389

プログラム

15:00 開会挨拶(趣旨説明を含む)
阪口 秀(笹川平和財団海洋政策研究所長)

講演
ニコラス・マクリス(マサチューセッツ工科大学教授)
パーニマ・ラティラル・マクリス(ノースイースタン大学教授)
 
16:00 パネルディスカッション「超広域水産資源モニタリング技術の応用」
ニコラス・マクリス(マサチューセッツ工科大学教授)
パーニマ・ラティラル・マクリス(ノースイースタン大学教授)
松下吉樹(長崎大学教授)
赤松 友成(笹川平和財団海洋政策研究所海洋政策研究部長)
 
17:00 閉会
注)講演者、演題については予告なく変更することがありますので、予めご了承下さい。

登壇者

阪口 秀
登壇者

阪口 秀

笹川平和財団海洋政策研究所長

ニコラス・マクリス
登壇者

ニコラス・マクリス

マサチューセッツ工科大学教授

パーニマ・ラティラル・マクリス
登壇者

パーニマ・ラティラル・マクリス

ノースイースタン大学教授

松下 吉樹
登壇者

松下 吉樹

長崎大学教授

赤松 友成
モデレーター

赤松 友成

笹川平和財団海洋政策研究所海洋政策研究部長

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