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第193回海洋フォーラム「国家管轄権外区域における生物多様性(BBNJ)の重要性と今後の展開について」

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第193回海洋フォーラム「国家管轄権外区域における生物多様性(BBNJ)の重要性と今後の展開について」

 

 国家管轄権外区域とは、国際法上どこの国の権限も及ばない区域を意味し、具体的には公海および深海底から構成されています。

 この国家管轄権外区域にはマグロやサケ等の水産有用種や、サメやウミガメ等の希少種が多数生息している他、経済的な利益をもたらし得る海洋遺伝資源が多く存在することが知られており、海洋の生物多様性を考えるときに非常に重要な海域とされています。そのため、「国家管轄権外区域における生物多様性(marine biological diversity beyond areas of national jurisdiction:BBNJ)」の保全や海洋遺伝資源の開発をめぐっては、1990年代より活発に国際的な議論が行われてきました。そして、国連での長年にわたる交渉の末、3月5日に、BBNJに関する新たな協定が合意されました。

 そこで、新たな協定について、多角的な観点から第一線の専門家により議論し、日本を含む国際社会における海洋生物多様性の保全と持続可能な利用を今後いかに確保していくのか、今後の展望を示したいと思います。
 
日時 2023年3月27日(月)17:00~19:00(JST)
会場 笹川平和財団ビル11階国際会議場(先着200名)またはオンライン(YouTube)配信

※ 今回の海洋フォーラムでは「会場参加」と「オンライン参加」からお選びいただけます。ご希望の参加方法に基づき、下記のフォームから事前に申込みをお願いいたします。
テーマ 国家管轄権外区域における生物多様性(BBNJ)の重要性と今後の展開について
登壇者(委細調整中) 開会挨拶(趣旨説明を含む)
  阪口 秀(笹川平和財団海洋政策研究所長)
パネルディスカッション「BBNJ新協定の合意を受けて」 
 話題提供(各20分)
  竹山 春子(早稲田大学理工学術院教授)
  本田 悠介(神戸大学大学院海事科学研究科准教授)
  八木 信行(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
  樋口 恵佳(東北公益文科大学公益学部准教授)
 討論・質疑応答(30分)
  進行:前川 美湖(笹川平和財団海洋政策研究所主任研究員)
総括(5分)
 坂元 茂樹(笹川平和財団理事/神戸大学名誉教授)

注)登壇者、演題については予告なく変更することがありますので、予めご了承下さい。
参加費 無料
お申込について 参加ご希望の方は、3月26日(日)23:59(JST)までに以下のフォームからお申込みください。

「会場参加」でお申込みいただいた方は当日会場にお越しください。「オンライン参加」でお申込みいただいた方には、お申込受付のメールにてYouTube配信のURLをご案内いたします。

なお、お申込みの際、以下の点についても必ずご確認いただきますようお願い申し上げます。

【お申込みにあたり】
・お申込み後、仮登録確認メールが届きますので、メールにある登録完了用URLをクリックし登録を完了してください。

・最後まで登録されておらず、フォーラム当日にお申込みの問合せが大変多くなっております。大変お手数をおかけして申し訳ありませんが、ご登録手続きを最後まで進めていただきますようお願い申し上げます。

・仮登録確認メールが届かない場合は、spfpr@spf.or.jp からのメールが迷惑メールに設定されている場合がございます。あらかじめ迷惑メールの設定を解除いただきますようお願いいたします。また、入力したメールアドレスが間違っている場合もございますので、再度お申込み手続きを行っていただきますようお願いいたします。

・お申込みの際に皆様からいただく個人情報は、当財団の主催または後援によるセミナー・講演会等へご案内する際に使用させていただきます。
●オンライン参加をご希望の方はこちらよりお申込みください。
●会場参加をご希望の方は下記『参加申込み』フォームよりお申込みください。
【お問い合わせ】
海洋政策研究所
お問い合わせはこちら
tel.03-5157-5210
メールでのお問い合わせはこちら

※取材のお問い合わせはコミュニケーション企画部広報課へお願いいたします。
メールでのお問い合わせはこちら
tel:03-5157-5389
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