国連海洋科学の10年(以下、海洋10年という)は、国連が掲げる持続可能な開発のためのアジェンダ2030を達成するために、海洋科学を駆使して持続可能に海洋を利用し管理する国際的な枠組みです。2021年から2030年までの10年間を対象として、世界各地で海洋10年に関する取り組みが行われる予定で、日本からの貢献も期待されています。2021年2月には日本国内委員会が正式に発足し、10年に向けた日本の取り組みの事例集などが公開されました。その中で、海洋10年では海洋若手専門家(ECOP: Early Career Ocean Professionals)の非公式ワーキンググループが結成されています。
2021年6月にはオンラインイベント(Virtual ECOP Day)が行われ、Decade Actionの公式プログラムとして認定されるなど、世界中でネットワーク構築に向けた取り組みが行われています。若手専門家の不足が危惧される昨今の我が国の海洋科学の状況を踏まえても、分野の垣根を超えたネットワーク構築、ならびに新たな人材加入の促進は重要であると言えます。一方で、若手の期間はキャリア形成のために自らの専門性を追求するための貴重な機会であることも事実です。本シンポジウムでは、様々な専門分野を持つ研究者や産業界で活躍する方々をお招きし、今後のネットワーク強化に対する期待と課題について、若手~中堅の目線から議論を深めることを目指します。
参加ご希望の方は本ページよりお申込みください。お申込みいただいた皆様には、お申込受付のメールにてYouTube限定ライブ配信のURLをご案内いたします。
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総合司会:田中広太郎(笹川平和財団海洋政策研究所)
13:00-13:05 |
開会挨拶
坂元 茂樹(日本海洋政策学会会長) |
13:05-13:20 |
趣旨説明
森岡 優志(海洋研究開発機構) |
13:20-13:50 |
基調講演
河野 健(海洋研究開発機構理事) |
13:50-15:25 |
パネルディスカッション
パネリスト5名×講演各10分+パネル45分
テーマ:ECOPのネットワーク構築に向けた期待と課題
モデレータ:
阪口 秀(笹川平和財団海洋政策研究所所長)
パネリスト(講演等を含む):
杉本 あおい(水産研究・教育機構水産資源研究所)
和田 良太(東京大学大学院新領域創成科学研究科)
田口 康大(東京大学大学院教育学研究科附属海洋教育センター)
高倉 葉太(株式会社イノカ)
近藤 能子(長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科) |
15:25-15:30 |
閉会挨拶
道田 豊(日本海洋政策学会副会長) |
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*登壇者は予告なく変更することがあります。 |
登壇者
杉本 あおい
水産研究・教育機構水産資源研究所
登壇者
和田 良太
東京大学大学院新領域創成科学研究科
登壇者
田口 康大
東京大学大学院教育学研究科附属海洋教育センター
登壇者
近藤 能子
長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科