登壇者
柳谷 牧子
国連大学サステイナビリティ高等研究所 プログラムコーディネーター
2021年5月に中国の昆明で開催予定の国連生物多様性条約第15回締約国会議では、2010年に合意された生物多様性の損失を止めるための10年間の戦略目標である「愛知目標」に続く、今後の世界の中長期的な生物多様性の保全と持続可能な利用に関する目標が採択されます。9月15日に公表された「地球規模生物多様性概況第5版」では、20の愛知目標のうちただ一つも完全には達成されておらず、さらなる取組みの強化が必要であるとされています。
そこで、今回の海洋フォーラムでは、ポスト2020の新しい枠組みに関する交渉が各国間で進む中、国連大学サステイナビリティ高等研究所プログラムコーディネーター柳谷牧子氏に、国連大学や環境省からこの交渉に従事されたご経験や今後の海洋生態系の保全・管理のあり方にについてご講演いただきます。また、講演後には、柳谷氏に加え、名古屋大学大学院環境学研究科香坂玲教授および笹川平和財団海洋政策研究所前川美湖主任研究員による座談会も開催いたします。
国連大学サステイナビリティ高等研究所 プログラムコーディネーター
名古屋大学大学院環境学研究科教授
笹川平和財団海洋政策研究所主任研究員