角南 篤
笹川平和財団海洋政策研究所所長
今般、日・パラオ国交樹立25周年を記念しトミー・レメンゲサウ Jr.・パラオ共和国大統領が来日されることになりました。レメンゲサウ大統領は海洋の保全と持続可能な利用に向け先進的な取り組みをパラオ国内で推進する一方、国際的な舞台でも海洋に関し牽引的な役割を果たされています。先月、パラオ政府は第7回「私たちの海洋会議(Our Ocean Conference)」を来年8月17-18日にパラオで開催することを表明したことで、パラオの海洋分野に関する取り組みが世界的に注目を集めています。
そこで、同大統領をお迎えし、パラオ政府が中心となって進めている持続可能な海洋の実現に向けたパラオ国内の先進的な取り組みや同大統領が共同議長を務め、安倍晋三・内閣総理大臣などの各国首脳が参加する「持続可能な海洋経済のためのハイレベルパネル」の最新動向をご紹介いただくとともに、2020年8月にパラオ共和国が主催する第7回「私たちの海洋会議会議」に向けた抱負についてお話し頂く国際シンポジウムを11月11日(月)に開催する運びとなりました。また、共に来日予定のファウスティナ・ルウール・マルグ国務大臣やフランシス・マツタロウ駐日大使と共に海洋分野におけるパラオの取り組みや国際連携について日本の関係者とパネル討論を併せて行います。
つきましては、海洋問題に関心の深い皆様方の積極的なご参加を賜りたく、下記のとおりご案内申し上げます。お手数ではございますが、11月11日(月)までにこちらの「参加申込フォーム」よりお申し込み下さいますようお願い申し上げます。(先着200名様)
15:00 | 開会挨拶 角南 篤(笹川平和財団海洋政策研究所所長) |
15:10 | 基調講演「パラオの海洋政策と国際連携」 トミー・レメンゲサウJr.(パラオ共和国大統領) |
15:40 | 休憩 |
15:50 | パネル討論「持続可能な海洋と日・パラオ協力」 パネリスト: 福田 工(水産庁資源管理部国際課漁業交渉官) 内川 知美(国際開発協力機構東南アジア第六・大洋州課長) 阪口 秀(海洋研究開発機構理事) 遠藤 久(海外漁業協力財団専務理事) 柏田 祥策(東洋大学生命科学部応用生物科学科教授) 塩澤 英之(笹川平和財団安全保障研究グループ主任研究員) コメンテーター: ファウスティナ・ルウール・マルグ(パラオ共和国国務大臣) フランシス・マリウル・マツタロウ(駐日パラオ共和国特命全権大使) モデレーター: 小林 正典(笹川平和財団海洋政策研究所主任研究員) |
17:10 | 閉会挨拶 フランシス・マリウル・マツタロウ(駐日パラオ共和国特命全権大使) |
笹川平和財団海洋政策研究所所長
パラオ共和国大統領
水産庁資源管理部国際課漁業交渉官
国際開発協力機構東南アジア第六・大洋州課長
海洋研究開発機構理事
海外漁業協力財団専務理事
東洋大学生命科学部応用生物科学科教授
笹川平和財団安全保障研究グループ主任研究員
パラオ共和国国務大臣
駐日パラオ共和国特命全権大使
笹川平和財団海洋政策研究所主任研究員