登壇者
ビリアナ・シシン-セイン
Global Ocean Forum 会長/米国デラウェア大学 教授
昨年11月30日から12月13日まで、フランス・パリで開催されたCOP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)において、京都議定書に替わる気候変動対策の国際枠組みを定めた画期的な『パリ協定』が採択されました。初日には、約150か国もの首脳らが気候変動問題への取り組みを表明し、最終的に法的拘束力を持つ協定の合意に至りました。
協定文書中でも示唆されている通り、生態系としての「海洋」は気候変動において重要な機能を担っています。その重要性に鑑み、当研究所は、GOF・国連専門機関等と共同で、COP21においてサイド・イベント「オーシャンズ・デー」を開催し、今後の緩和・適応策、財政支援、能力開発、教育、科学的モニタリング等について議論し、「海洋と気候に関わる政策提言」を行いました。
そこで今回の海洋フォーラム特別版では、COP21で「オーシャンズ・デー」を中心となって開催したグローバル・オーシャン・フォーラム(GOF)のビリアナ・シシン-セイン会長を講師に招いて、COP21での海洋問題を中心とする政策的な議論やその成果について紹介します。
つきましては、海洋問題に関心の深い皆様方の積極的なご参加を賜りたく、ご案内申し上げます。
※ 申込み受付のご連絡はいたしませんので、当日直接会場にお越し下さい。
※ 講師、演題については予告なく変更することがありますので、予めご了承下さい。
Global Ocean Forum 会長/米国デラウェア大学 教授
笹川平和財団 海洋政策研究所 所長