無意識のバイアス ̶ 女性のキャリア形成にあたえるインパクト̶


カテゴリー区分 調査報告書
発行 2018.03
著者/編者 Amarette Filut, Anna Kaatz, and Molly Carnes著
大坪 久子  田中 順子 共訳

無意識のバイアス ̶ 女性のキャリア形成にあたえるインパクト̶

◆レポートの説明文

本書は、現在話題になっている「無意識のバイアス(潜在的バイアス)」についての研究をレビューしたものである。無意識のバイアスとは、人が、ある社会集団に対して持つ固定観念のことで、自分や他人について判断する際に生じる誤った認識のことをいう。無意識のバイアスは、特定の集団に対するわずかな偏見に由来する。そして判断や決断に際して、無意識のうちに意図することもないままに、意識下の信念とは矛盾する誤りを引き起こす。ここでは文化面での男女に関する固定観念が、どのようにジェンダーバイアスを引き起こすか、そして、このバイアスが、特に歴史的に男性が優位の分野、つまり、科学、工学、数学、医学分野の組織や機構のなかで、女性がトップリーダーを目指そうとすると、どれほどその機会にひずみを与えているかについて議論する。われわれは、この総説の最後に、女性の採用や賞の授与に見られる無意識のジェンダーバイアスについて、負のインパクトを軽減するために有効と思われる試みについて述べる。そこでは、無意識のジェンダーバイアスを矯正可能な慣行とみなしてアプローチすることで、ある大規模大学の教員が学部の意識改革の一助とした研究事例もとりあげる。

概要
はじめに
無意識のジェンダーバイアス
無意識のジェンダーバイアスの証拠
ジェンダーバイアスはどのようにして引き起こされるのか
ジェンダーに関する固定観念と社会的な規範
数学とその関連分野におけるジェンダーバイアス
ステレオタイプ・スレット
リーダーシップへの挑戦と無意識のバイアス
無意識のジェンダーバイアスを減らすための戦略
雇用の過程で無意識のジェンダーバイアスを減らす
実績型報酬システムにおいて無意識のジェンダーバイアスを除く
ジェンダーバイアスの慣行を破る
おわりに
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