ジェンダーと環境
2020年度事業
所属 | ジェンダーイノベーション事業グループ |
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実施者 | 笹川平和財団 |
年数 | 単年度事業 |
事業形態 | 自主事業 |
事業費 | ¥12,000,000 |
事業概要
近年のESG投資の広まりは企業に対し多くの行動変容を促しています。たとえば、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の躍進により、日本企業の気候変動関連の情報開示は急速に加速しました。一方で、ジェンダー平等に関し、日本は2019年12月に発表された世界経済フォーラムの「ジェンダー・ギャップ指数」において153カ国中121位にランクされ、進捗は芳しくありません。特に、経済分野の女性活躍は女性関連情報開示も含め世界に大幅に遅れをとっています。本事業では、ジェンダー関連の情報開示を促すことで、結果的に企業のジェンダーダイバーシティを推進し、その手段としてジェンダーと環境及びイノベーションの相関関係を活用することを目指します。具体的には、企業の環境パフォーマンス及びイノベーションの創出とジェンダーダイバーシティにかかる関係を調査し、国際的なプラットフォームを用い、広く調査結果の共有を図ります。
担当研究者
髙橋 聖子