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中国農村リーダーの日本研修

2018年度事業
所属 日中友好交流事業グループ
実施者 笹川平和財団
年数 3年継続事業の2年目
事業形態 自主事業
事業費 ¥8,000,000

事業概要

 中国の農村地域の社会形成を援助するための研修事業です。 テーマとしては、環境問題、高齢化社会問題、地域活性化施策、日本の町内会活動の紹介などを取り上げています。 農村のリーダー層に日本での対策方法や経験を伝えることで、地域が抱えている問題を解決に導くことを目指しています。

2018年度「中国農村リーダーの日本研修」事業完了報告

2018年7月4日から13日まで、中国福建省の農村幹部ら11名が来日し、日本農村部の環境整備、地域産業の振興、観光資源の活用、高齢化問題の対応などをテーマとして島根県、鳥取県と東京を視察訪問しました。
東京での研修内容
東京では、7月5日(木)から6日(金)にかけて、千葉県東金市の役場を訪問し、千葉県の農業事情や農協の役割について研修がありました。また、株式会社木村技研にて日本の公衆トイレの変遷や現在のトイレづくりのコンセプトなどに関する講義を受講しました。更に、東京都墨田清掃工場のゴミ処理の現場を視察し、内閣府内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局を訪問し、日本政府の立場からの地方創生に関するレクチャーを受けました。 

社会福祉法人よしだ福祉会の訪問視察

島根県では、7月7日(土)社会福祉法人よしだ福祉会を訪問視察し、芝原理事長によるケアポートよしだの概要説明を受けたほか、特養老人ホームエリア、デイサービスエリア、トレーニングセンター、温泉プールなどの施設を見学し、サービス内容や地域一体化での高齢者対応などについて学びました。
 

境港水産事務所の訪問と鬼太郎ロード、鳥取自然環境館を視察

7月8日(日)は鳥取県境港水産事務所を訪れ、宇山所長より概要説明をしていただき、水産市場を案内していただきました。境港市場では、干物や蟹などを買い物する場面もありました。その後、境港の鬼太郎ロードや漫画家水木しげる記念館、とっとり自然環境館などを視察しました。

八頭町大江ノ郷自然牧場の視察訪問と平井鳥取県知事の表敬訪問
7月9日(月)鳥取市秋里下水終末処理場を視察しました。中国では、現在大気汚染はさることながら、水質汚染や土壌汚染が深刻な問題になっています。研修団一行は、同施設での水処理の方法について、興味深く熱心に施設を見学していました。その後、八頭町の大江ノ郷自然牧場を訪問し、6次産業化で成功したひよこカンパニーから小原取締役よりお話をいただきました。卵一個100円の販売から始まり、今はお菓子の加工販売、レストランの経営、地元農家との連携など、大変ユニークな地域づくりのモデルを視察できました。午後は鳥取県庁を訪問し、鳥取県元気づくり総本部のとっとり元気戦略課長による「鳥取県地方創生」のレクチャーを受け、平井鳥取県知事を表敬訪問しました。

鳥取市公設地方卸売市場や三洋製紙株式会社の視察

7月10日(火)日本財団が支援している身体障碍者就労施設ワークコーポを訪問、障害を持つ方たちが箱作りや商品の包装などを行う作業現場を視察しました。また、その後は鳥取市公設卸売市場を訪問し、野菜や果物棟、花卉棟、生鮮食品棟を見学しました。午後は、三洋製紙株式会社を訪問し、高橋工場長から企業の概要説明と木材バイオマス発電所の仕組みなどについて、発電施設の見学を行いました。
 

琴浦役場と鳥取看護大学、三朝温泉旅館協同組合を訪問

7月11日(水)は琴浦役場を訪れ、小松弘明町長が招聘者一行を迎え、琴浦町が取り組んでいる認知症予防対策事業について紹介いただきました。高齢者が町の総人口の3割以上を占める現状の中で、高齢者の健康寿命を延ばすための独特の取り組みについて、理解を深めました。鳥取看護大学では、大学と町が連携して地域の保健室の機能を果たす取り組みについてのレクチャーがありました。次に訪れた三朝温泉旅館協同組合では、組合の広田事務局長より三朝温泉の歴史や温泉旅館の現状、観光客の誘致などについて説明がありました。この日は三朝温泉に宿泊し、日本の温泉旅館を体験しました。

今回の招聘は、鳥取県庁とっとり元気戦略課の全面協力が得られ、非常に充実した研修内容をアレンジしていただきました。中国福建省の農村幹部一行は、来日研修の目的である鳥取県を中心とした地域の高齢化問題、農村の産業起こし、観光資源の活用、自然環境の保護など関心の高いテーマについて、政府の戦略、民間の役割、現場の事例など多様な角度から日本の農村づくりの課題と現状を理解し、大きな収穫を得た様子でした。農村幹部9名全員が初来日であり、現地での体験を通じて、日本や日本人に対するイメージが大きく変わり、また帰国後、研修で得た知識及び経験を、地域の諸問題解決のために役立てていきたいという声を聞くことができました。

担当研究者

胡 一平

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