笹川平和財団主催 講演会のご案内
駐日イラン・イスラム共和国特命全権大使講演会のご案内「イランの原子力開発と外交」('08.12.5開催)
募集は終了しました
米国ブッシュ政権がイランを「悪の枢軸」と名指し、両国の関係が一向に改善されない状況下、2006年11月15日イランの原子力開発計画の支持者であるアフマディーネジャード大統領が、「本日、イランは完全な核燃料サイクル技術を獲得した」と発表し、米国政府はイランを非難する声明を出しました。このような一触即発のイランと米国の動向を、世界各国は注目していますが、日本で伝えられるイラン関連の情報は、欧米メディアを経由したものであるため、イラン側が表明したい意図は伝わりづらく、その報道内容については偏りが生じているのではという見方もされています。
そうしたなか、米国に端を発したサブプライムローン問題が、世界経済を大きく混乱させる事態が発生し、米国による経済・軍事・政治分野での一極支配構造の時代にも陰りが差してきた感があります。サブプライムローン・ショックによる金融危機は、中東においては産油国のみならず、非産油国の親米アラブ諸国にも大きな影響を及ぼし、社会の混乱から米国離れを引き起こす可能性も排除できなくなっています。世界経済が減速を続けた場合、中東イスラム各国の対米関係は、大きく変動するかもしれない情勢にあると言えます。
今般、イラン外務事務次官として核問題に携わり、本年3月に駐日特命全権大使に就任されたセイエッド・アッバス・アラグチ閣下をお招きし、ご専門である原子力開発や外交関係全般について、ご講演いただくこととなりました。皆様のご参加をお待ちしております。
そうしたなか、米国に端を発したサブプライムローン問題が、世界経済を大きく混乱させる事態が発生し、米国による経済・軍事・政治分野での一極支配構造の時代にも陰りが差してきた感があります。サブプライムローン・ショックによる金融危機は、中東においては産油国のみならず、非産油国の親米アラブ諸国にも大きな影響を及ぼし、社会の混乱から米国離れを引き起こす可能性も排除できなくなっています。世界経済が減速を続けた場合、中東イスラム各国の対米関係は、大きく変動するかもしれない情勢にあると言えます。
今般、イラン外務事務次官として核問題に携わり、本年3月に駐日特命全権大使に就任されたセイエッド・アッバス・アラグチ閣下をお招きし、ご専門である原子力開発や外交関係全般について、ご講演いただくこととなりました。皆様のご参加をお待ちしております。
記
- 日 時:
- 2008年12月5日(金)15:00~16:00
- 場 所:
- 日本財団ビル5階 大会議室(港区赤坂1-2-2)
(地下鉄銀座線・虎ノ門駅または溜池山王駅より徒歩5分) - 講演者:
- 駐日イラン・イスラム共和国特命全権大使
セイエッド・アッバス・アラグチ閣下 - 参加費:
- 無料(同時通訳あり)
- 主 催:
- 笹川平和財団
- 申込方法:
- お名前、ご所属(役職)、ご連絡先(TEL、FAX、E-mail)を12月4日までに事務局宛にご連絡下さいますようお願いいたします。
- 事務局:
- 笹川平和財団 松長、吉田、池田
(電話:03-6229-5437/FAX:03-6229-5473/E-mail:seminar@spf.or.jp)
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