2008年
事業
人間の安全保障指標作成にむけてのイニシアチブ
事業実施者 | Asian Dialogue Society(アジアン・ダイアログ・ソサエティ/タイ) | 年数 | 2/3 |
形態 | 自主助成委託その他 | 事業費 | 13,880,925円 |
事業内容
本事業は、人間の安全保障に関する指標を作成することにより、人間の安全保障にかかわる議論を喚起することを目的としています。事業初年度は、アッサム州をはじめとするインド北東部州を調査対象地域に、人間の安全保障の指標化に向けた調査を実施し、3つの調査報告書(「人間の安全保障ランキング」「人間の安全保障インパクト評価」「紛争地における人間の安全保障マッピング」)を作成しました。
本年度は、2008年6月20~27日、7月23~ 27日の2回にわたり研究委員会を開催しました。第1回研究委員会では、アメリカン大学のアミタフ・アチャリャ教授らによって、調査の目的、対象(調査で取り上げる人間の安全保障の定義を含む)、実施期間、手法などに関する最終調整が行われました。この議論を踏まえ、上述の3つの成果のさらなる精緻化を図るために、オリッサ州での調査を開始しました。また、同州のポッタポラ、カネイプール、ガンディパリ、ネルーパリ、およびマルゴダウン地区において、人間の安全保障の観点から保健衛生分野と観光開発により住民が受けるインパクトに関する追加調査も実施しました。第2回研究委員会では、進捗中の調査についての中間評価を行いました。さらに12月20~ 21日に、オリッサ州ブバネシャワールにおいて、調査結果を発表・共有するためのワークショップを開催し、作成された指標の有用性を確保する方法、定性的要素を組み込む方法論の妥当性などの点について議論しました。これらの調査結果は委員会のメンバーによるレビューを経た後、報告書として出版される予定です。
本年度は、2008年6月20~27日、7月23~ 27日の2回にわたり研究委員会を開催しました。第1回研究委員会では、アメリカン大学のアミタフ・アチャリャ教授らによって、調査の目的、対象(調査で取り上げる人間の安全保障の定義を含む)、実施期間、手法などに関する最終調整が行われました。この議論を踏まえ、上述の3つの成果のさらなる精緻化を図るために、オリッサ州での調査を開始しました。また、同州のポッタポラ、カネイプール、ガンディパリ、ネルーパリ、およびマルゴダウン地区において、人間の安全保障の観点から保健衛生分野と観光開発により住民が受けるインパクトに関する追加調査も実施しました。第2回研究委員会では、進捗中の調査についての中間評価を行いました。さらに12月20~ 21日に、オリッサ州ブバネシャワールにおいて、調査結果を発表・共有するためのワークショップを開催し、作成された指標の有用性を確保する方法、定性的要素を組み込む方法論の妥当性などの点について議論しました。これらの調査結果は委員会のメンバーによるレビューを経た後、報告書として出版される予定です。
一般事業 文明の諸問題に対する総合的理解の試み に属する事業
- グローバリゼーションに対する文化指標の開発
- 知的財産の公共的活用促進のための仕組み作りと評価
- イスラム宗教学校におけるカリキュラム改定支援
- グローバリゼーションに対する文化指標の開発
- 先進4か国の産学連携メカニズムに関する国際比較研究
- 知的財産の公共的活用促進のための仕組み作りと評価
- 技術革新制度における大学の役割とインパクト
- イスラム宗教学校におけるカリキュラム改定支援
- 人間の安全保障指標作成にむけてのイニシアチブ
- グローバリゼーションに対する文化指標の開発
- 知的財産の公共的活用促進のための仕組み作りと評価
- 先進4か国の産学連携メカニズムに関する国際比較研究
- 人間の安全保障指標作成にむけてのイニシアチブ
- イスラム宗教学校におけるカリキュラム改定支援
- 技術革新制度における大学の役割とインパクト
- 生命科学における市場化と公共性のデータベース作成
- 知的財産権のインパクトに関する評価と国際比較分析
- 知的財産権のインパクトに関する評価と国際比較分析
- 生命科学における市場化と公共性のデータベース作成
- オープン型特許プールモデルの開発と評価