2008年
事業
グローバリゼーションに対する文化指標の開発
事業実施者 | Center for Civil Society, UCLA School of Public Affairs(カリフォルニア大学ロサンゼルス校市民社会センター/米国) | 年数 | 2/3 |
形態 | 自主助成委託その他 | 事業費 | 10,395,490円 |
事業内容
本事業の目的は、グローバリゼーションと文化の関係を適切に表現する指標を開発し、グローバリゼーションに対する文化政策立案に貢献することです。本年度は、グローバリゼーションと文化の多様性および創造性に関して、「環境対策」、「携帯電話やパソコンを使ったブログ」、「音楽や舞踊」などを対象に、データ収集や専門家に対する調査を行い、指標を開発しました。例えば、「環境対策」では、アマゾン、中央アフリカ、インドネシア、メラネシアのような途上国地域ほど、生物多様性と関連して文化的多様性が豊富であるため、バイオ燃料など近年の先進国主導の環境対策が、途上国の社会や文化に負の影響を与える可能性について配慮する必要があることなどが指摘されました。また、急激に普及している「携帯電話やパソコンを使ったブログ」といった領域では、使用言語として、日本語、英語、中国語などに加え、アラビア語もトップ10に入ってきており、さまざまな国や社会の幅広い層の人々に表現の機会を与えていることなどが分かりました。
指標の開発・分析にあたっては、文化政策立案者、研究者、メディア関係者、非営利組織関係者など、世界各国の200名ほどの専門家から構成されるネットワークを活用したほか、国際アーツカウンシル・文化機関連盟をはじめとする関係機関と連携しました。活動の成果は、文化とグローバリゼーションに関するシリーズ本(The Cultural and Globalization Series)として、出版される予定です。
指標の開発・分析にあたっては、文化政策立案者、研究者、メディア関係者、非営利組織関係者など、世界各国の200名ほどの専門家から構成されるネットワークを活用したほか、国際アーツカウンシル・文化機関連盟をはじめとする関係機関と連携しました。活動の成果は、文化とグローバリゼーションに関するシリーズ本(The Cultural and Globalization Series)として、出版される予定です。
一般事業 文明の諸問題に対する総合的理解の試み に属する事業
- グローバリゼーションに対する文化指標の開発
- 知的財産の公共的活用促進のための仕組み作りと評価
- イスラム宗教学校におけるカリキュラム改定支援
- グローバリゼーションに対する文化指標の開発
- 先進4か国の産学連携メカニズムに関する国際比較研究
- 知的財産の公共的活用促進のための仕組み作りと評価
- 技術革新制度における大学の役割とインパクト
- イスラム宗教学校におけるカリキュラム改定支援
- 人間の安全保障指標作成にむけてのイニシアチブ
- グローバリゼーションに対する文化指標の開発
- 知的財産の公共的活用促進のための仕組み作りと評価
- 先進4か国の産学連携メカニズムに関する国際比較研究
- 人間の安全保障指標作成にむけてのイニシアチブ
- イスラム宗教学校におけるカリキュラム改定支援
- 技術革新制度における大学の役割とインパクト
- 生命科学における市場化と公共性のデータベース作成
- 知的財産権のインパクトに関する評価と国際比較分析
- 知的財産権のインパクトに関する評価と国際比較分析
- 生命科学における市場化と公共性のデータベース作成
- オープン型特許プールモデルの開発と評価