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一般事業 多元的価値観の共存に向けて~文明の諸問題に対する総合的理解の試み

2007年
事業

先進4か国の産学連携メカニズムに関する国際比較研究

事業実施者 The Council for Industry and Higher Education(産業高等教育評議会/英国) 年数 1/2
形態 自主助成委託その他 事業費 23,660,200円
事業内容
近年関心が高まる「産学連携」は、大学の発明を特許化し産業界にライセンス供与するという単純なモデルとして理解される傾向にあります。しかし、公共的性格をもつ大学と市場メカニズムに依拠する産業界の関係は、産業の特性、法制度、歴史的・文化的背景など、多くの要因の影響を受ける複雑なものであり、両者間の知識の移転メカニズムに関する理解は必ずしも十分ではありません。本事業は、先進4力国(英・日・加・米)で産学連携メカニズムを分析し、今後の効果的な産学連携のあり方を検討することを目的としています。
本年度は各国で研究チームを選定し、製造業、サービス業など、さまざまな分野の企業の聞き取り調査を行いました。英国では予定の20件を超える32件、米国20件、日本7件、カナダでは18件の調査を終了しました。次年度は、各国でのセミナー、米国での国際会議などで調査結果を公開する予定です。また、「技術革新制度における大学の役割とインパクト」事業(24ページ参照)と連携し、同事業の一環として開催される北京での国際会議でも本事業の成果を報告する予定です。

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