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一般事業 豊かな社会の創造と民間非営利活動~民間非営利活動に関する調査研究

2003年
事業

評価をめぐるドナーとNGOの関係改善に向けて

事業実施者 Center for Community Services, Ateneo de Manila University(アテネオ・デ・マニラ大学コミュニティ・サービス・センター/フィリピン) 年数 2/3
形態 自主助成委託その他 事業費 3,533,240円
事業内容
近年、NGOが行う開発プロジェクトにおいて、評価の重要性が浸透しつつあります。しかし、現在の評価はドナー主導で行われる場合が多く、現場で活動するNGOの視点とは隔たりがあります。また本来、事業の改善を目的とすべき評価結果が事業の受益者に還元されない場合もあり、開発プロジェクトが現地の生活向上に真に貢献しているのか疑問視される向きもあります。本事業は、フィリピンの開発プロジェクトを事例に、評価の現状を被評価者および受益者の視点を中心に検証し、受益者に還元可能かつ事業の改善や発展に貢献するツールとして機能する評価方法の確立を目指します。本年度は、NGOならびにNPO、ドナー機関、評価者、研究者らが、現行の評価手法の問題点や、被評価者や受益者の視点に配慮した評価のあり方について話し合う目的で、ワークショップや研究会を開催しました。これらはマニラだけではなく、ダバオ、カガヤンデオロ、ザンボアンガなどの地方都市でも開催され、各地で活発な議論が交わされました。

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