1996年
事業
東アジアの経済発展と人的資本
事業実施者 | キール国際経済研究所(The Kiel Institute of World Economics/ドイツ) | 年数 | 単年度事業 |
形態 | 自主助成委託その他 | 事業費 | 5,088,335円 |
事業内容
東アジア諸国は過去30年間に、世界のどの地域よりも急速で持続的な経済成長を遂げてきました。この目覚ましい経済の成長パフォーマンスをもたらした要因の一つは人的資本の形成です。このような背景に鑑みて、本事業は、ヨーロッパや東アジア地域の学者・研究者の共同作業により、東アジア地域の経済発展過程における人的資本形成が果たした役割を理論的に整理したうえで実証分析を行い、その成果を他の地域の国々に紹介し、東アジアの発展経験の移転を促進することを目的とします。まず1996年4月から10月にかけて助成先の事業担当者が東アジアの経済発展における「人的資源形成」に関するポジション・ペーパーを作成し、それをもとに、東アジアの研究者が人的資本形成に関するイシュー・ペーパーの作成を行いました。また、シンガポールの東南アジア研究所の協力を得て、1996年11月14日~15日の2日間にわたり、日本、韓国、フィリピン、タイ、マレーシア、インドネシア、シンガポールの学者・研究者、そして国際機関の代表が参加し、本事業の研究成果を報告し、討議を行いました。シンガポールワークショップの討議を踏まえて、各執筆者は最終報告書の修正・加筆を行い、最終報告書は1997年中に東南アジア研究所により刊行される予定です。本事業の実施によって、ヨーロッパ、東アジアの研究者の人的ネットワーク、そして両地域の研究所同士の交流関係が深まることによる知的リンケージの強化に向けて貢献することとなりました。
一般事業 開発と移行経済:東アジアモデル に属する事業
- 開発パラダイムの再考:日本、アジアNIEsの経済発展経験を参考に
- 中央アジア諸国の移行経済支援
- 東アジアの発展と途上国開発政策
- 中央アジア諸国の移行経済支援
- 開発パラダイムの再考:日本、アジアNIEsの経済発展経験を参考に
- 東アジアの発展と途上国開発政策
- 中央アジア諸国の移行経済支援
- 開発パラダイムの再考:日本、アジアNIEsの経済発展経験を参考に
- 東アジアの発展と途上国開発政策
- 中央アジア諸国の移行経済支援
- 3極の市場経済システムの解明等による国際貢献
- 東アジアの経済発展と人的資本
- 3極の市場経済システムの解明等による国際貢献
- 東アジアの発展と途上国開発政策
- スリランカ小企業育成
- 経済学におけるアジアモデルの現状と将来
- 中央アジア諸国の移行経済支援
- 北東アジア経済協力促進のための多国間共同研究―北東アジア経済イニシアチブ
- 北東アジア経済協力促進のための多国間共同研究―北東アジア経済フォーラム
- 中央アジア諸国の移行経済支援