1996年
事業
中央アジア諸国の移行経済支援
事業実施者 | 笹川平和財団 延世大学東西研究所(Institute of East and West Studies, Yonsei University/韓国) |
年数 | 3/6 |
形態 | 自主助成委託その他 | 事業費 | 52,238,781円 |
事業内容
本事業は日本、韓国、中国、台湾からの経済開発専門家の協力を得て、カザフスタン、キルギスタン、ウズベキスタンにおける市場経済体制への移行を支援することを目的とします。東アジアの経済発展経験を参考に、(1)政策研究を通じて対象国の政策担当者・学者の市場経済化に伴う政策立案・運営能力を強化する(2)日本、韓国、中国、台湾での視察研修を通じて東アジアの市場経済体制の運営の実態を把握する(3)対象国で現地セミナーを開催する、といった活動によって中央アジア諸国の市場経済化に関する様々な知的支援を行なっています。1996年度は、東アジアの専門家の助言に基づき、対象国の作業グループが具体的な部門別改革・中長期の経済発展戦略構築の試みに着手しました。さらに、ケース・スタディを中心に実施した視察研修によって、東アジア諸国の市場経済システムの機能・政策形成などについての現実的理解が深まりました。その成果は、1996年10月2日~3日に東京で「第2回SPFイッシクル・フォーラム:東アジア諸国の経済発展経験に学ぶ中央アジア市場経済移行改革」と題する国際会議で公表されました。この会議によって中央アジア諸国と東アジア地域の知的交流と人的ネットワークが形成されました。また、視察研修団が帰国後、各方面を通じて視察研修の成果を伝えたことによって、中央アジアにおいて多大な波及効果をもたらすと同時に、中国、台湾、韓国では新たな国際協力に対する関心を高めることができました。なお、本事業の研究成果の一部が刊行物として出版されました。
一般事業 開発と移行経済:東アジアモデル に属する事業
- 開発パラダイムの再考:日本、アジアNIEsの経済発展経験を参考に
- 中央アジア諸国の移行経済支援
- 東アジアの発展と途上国開発政策
- 中央アジア諸国の移行経済支援
- 開発パラダイムの再考:日本、アジアNIEsの経済発展経験を参考に
- 東アジアの発展と途上国開発政策
- 中央アジア諸国の移行経済支援
- 開発パラダイムの再考:日本、アジアNIEsの経済発展経験を参考に
- 東アジアの発展と途上国開発政策
- 中央アジア諸国の移行経済支援
- 3極の市場経済システムの解明等による国際貢献
- 東アジアの経済発展と人的資本
- 3極の市場経済システムの解明等による国際貢献
- 東アジアの発展と途上国開発政策
- スリランカ小企業育成
- 経済学におけるアジアモデルの現状と将来
- 中央アジア諸国の移行経済支援
- 北東アジア経済協力促進のための多国間共同研究―北東アジア経済イニシアチブ
- 北東アジア経済協力促進のための多国間共同研究―北東アジア経済フォーラム
- 中央アジア諸国の移行経済支援