1990年
事業
NGO人材育成及びネットワーキング
事業実施者 | 笹川平和財団 | 年数 | 1/5 |
形態 | 自主助成委託その他 | 事業費 | 9,562,322円 |
事業目的
発展途上国においてその社会経済開発のために活躍しているNGO、大学開発研究機関など諸機関を包含したNGOネットワーキングの確立を図る。
実施事項
- 開発問題に関する途上国の大学とNGOの対話とネットワーク構築の促進
フィリピンとタイの大学教授計3名を研究会メンバーに、また日本とタイから各1名の開発専門家をアドバイザーとして迎え、研究会を3回開催した(第1回は平成2年9月5日~6日にタイのチェンマイ大学社会調査研究所。第2回は平成2年12月4日~5日にフィリピンの中央ルソン州立大学・総合農村開発事業部において。第3回は平成3年2月19日~22日にタイのバンコク市内ホテルにおいて)。特にフィリピンとタイの教授の大学で開催した第1回と第2回は、多数の地元NGOの参加があり、本事業の目的である①途上国の大学がNGOとともに開発に貢献する道を探るとともに、②アジア地域で複数国の大学とNGOの交流と対話の機会を作った。 - フィリピンの農村開発に関する大学とNGOの共同活動の促進
フィリピンの2名の教授にそれぞれの地域の大学とNGOの関係についての調査を依頼。調査研究の結果、大学に蓄積された知識・技術を生かしてNGOとの共同活動やNGOの育成を行うことができる分野があるとの結論に達した。具体的にはその後の研究によるが、フィリピンの2大学ではNGOの育成およびNGOとの共同活動を目標とした学内での組織作りの構想が生まれ、大学上層部の指示も得られて、より細かい研究を進めることになった。
調査研究事業の対象は、「中央ルソン地域における大学とNGOの関係」(調査研究者:中央ルソン州立大学総合農村開発事業部教授・ロシタ・ロセ博士)と「農業・農村開発における州立大学NGOの関係強化」(調査研究者:国立フィリピン大学開発経営学部助教授ミモザ・オカンポ氏)
一般事業 途上国の国造り に属する事業
- 開発リビュー・フォーラム
- 国際平和輸送サービス支援
- NGO人材育成及びネットワーキング―発展途上国の工業振興に係わる人材育成
- NGO人材育成及びネットワーキング―アジアにおける小企業育成に係わる調査研究
- NGO人材育成及びネットワーキング
- NGO人材育成及びネットワーキング―開発教育
- NGO人材育成及びネットワーキング―人的資源開発
- NGO人材育成及びネットワーキング―カビデ・アルバイ県村民教育
- NGO人材育成及びネットワーキング―社会経済自立女性活動
- ASEAN諸国中核農業青年育成推進
- 世界NGO東京会議
- インドシナ紛争終結後の復興を目指して
- アジアNGOフォーラム準備会議
- 開発リビュー・フォーラム
- フィリピン・タイ・スリランカNGO活動支援
- ASEAN諸国中核農業青年育成推進
- 開発教育
- 人的資源開発
- 途上国の観光セクター支援
- 国際平和輸送サービス支援