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一般事業 途上国の国造り

1989年
事業

開発リビュー・フォーラム

事業実施者 笹川平和財団
シンガポール東南アジア研究所
年数 1/4
形態 自主助成委託その他 事業費 13,405,133円
事業目的
中期事業計画のひとつの柱となっている途上国開発政策の改善に資するため,1)シンガポール東南アジア研究所を代表とする韓国,タイ,マレーシア,シンガポール,インドネシアの5ヶ国の研究機関・研究者からなる研究チームを組織し,5ヶ国の開発政策・開発戦略をリビューするための研究フレーム・ワークを作成すること,ならびに,2)開発政策改善の中でも1990年代の主要課題といえる貧困解消に向けての国際シンポジウムを開催することを目的とした。
実施事項
  • 開発政策リビューのための研究フレーム・ワーク作成
    • シンガポール東南アジア研究所において,リサーチ・ワークショップを2回開催した。
    • 第1回リサーチ・ワークショップにおいて,参加5ヶ国の研究機関代表者により,リビュー内容について方法論,リビュー項目,問題点の所在等につき討議を実施した。
    • 第1回ワークショップの討議結果をシンガポール東南アジア研究所がとりまとめ,研究担当実務者を中心に第2回ワークショップを開催,研究実施内容の明確化を図った。その結果,平成2年度から開始される本格的研究の実施要項を作成した。 
  • 貧困解消シンポジウムの開催
    • 開発途上国における貧困解消は,20世紀の残された10年の最も重要な課題として世界の援助機関や開発NGOの新たな注目を集めている。
    • 本シンポジウムは,これら世界のマルチ・バイの援助機関ならびに開発NGOの貧困解消へむけての新たな動向を探り,日本国内の研究者,開発政策立案担当者,開発NGOへの啓蒙を目的に開催した。
    • シンポジウムは海外からのパネリスト9名,日本国内のパネリスト5名,参加者50名のもと2日間にわたり開催され,シンポジウム終了後,海外パネリストのうち4名は鹿児島県の開発NGOを視察,交流を深めた。

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