一般事業 途上国の国造り

1989年
事業

開発教育

事業実施者 笹川平和財団
とちぎYMCA・(財)国際協力推進協会/(財)日本クリスチャンアカデミー・地球市民の会へ委託
年数 単年度事業
形態 自主助成委託その他 事業費 7,862,796円
事業目的
当財団では過去2年間にわたって日本国内の開発教育の実情について調査したが,学校教育は勿論のことその他一般社会生活の中でも開発教育の必要性があるということが判明した。今年度は開発教育の対象者を絞り開発教育の普及を図ると同時に,今後各種団体でおこなわれる開発教育活動のモデルとなるような事業作りを目的として開発教育活動を推進する。
実施事項
開発教育については,昨年度の日本の開発教育に関する調査に基づきポイントを絞り3つの分野の活動を実施した。まず第1は,途上国を訪問し現地体験を深めるスタディーツアーの有効性について調査を行った。調査に当たっては「とちぎYMCA」にその実施を委託した。第2は,学校教育における開発教育事例作成である。欧米に比べ学校教育の中での開発教育が遅れている我が国で,実際に活用可能な教材等の作成及びカリキュラムについての提言書を作成した。事業の実施に当たっては(財)国際協力推進協会に委託した。第3は,開発教育活動を開発教育実践者を含めて広く一般市民に普及するべく会議を開催した。特に今回は開発教育活動があまり普及していない地方に重点を置き,京都で(財)日本クリスチャンアカデミー関西セミナーハウス,そして佐賀では地球市民の会と共催した。

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