1. ホーム
  2. 事業紹介
  3. 事業一覧
  4. LEADジャパン・プログラム支援/フェーズⅡ

一般事業 豊かな社会の創造と民間非営利活動~民間非営利組織、企業、公的セクター間の協力

2003年
事業

LEADジャパン・プログラム支援/フェーズⅡ

事業実施者 慶應義塾大学SFC研究所(日本) 年数 4/4
形態 自主助成委託その他 事業費 10,000,000円
事業内容
LEAD (Leadership for Environment and Development : 環境と開発のためのリーダーシップ)ジャパン・プログラムは、①地球規模の視点から環境と開発の調和に貢献できる次世代のリーダーの育成、②持続可能な発展という人類共通の課題に対処するために国境・文化・専門分野・セクターを越えて協力できる人的ネットワークの形成と維持、③環境と開発をめぐるガバナンスをテーマとした情報発信を目的に活動してきました。
フェーズI(1997~99年度)の実績をベースに、フェーズⅡは、2000年度から4年計画で行われ、政府、企業、NGOなどから選ばれた7~10期の研修生に対し、国内研修と国際研修を支援してきました。 00年度は7~9期生に対して3回の国内研修と3回の国際研修、01年度は、8~10期生に対し4回の国内研修と1回の国際研修、02年度は、9、10期生に対して3回の国内研修と1回の国際研修を行いました。
また、03年3月末に国際連合大学(UNU)、慶應義塾大学、LEAD、シスコシステムズと共同で、UNU内に放送実験を行う拠点としてメディア・スタジオを開設しました。さらに03年度は、10期生および研修を修了していなかった8、9期生を対象に、3回の国内研修と2回の国際研修を行いました。
加えて、LEADジャパンのイニシアチブにより、アジア地域の6つのLEADメンバープログラム(中国、インドネシア、インド、パキスタン、CIS、日本)間で協力協定を締結し、LEADプログラムのない東南アジアおよび太平洋地域の協力ネットワークの形成に向けて努力しました。協定締結後に、アジア工科大学の協力の下、タイで6メンバープログラム合同の地域国際研修を行いました。研修では、①メコン川流域の開発、②メガシティと農村開発の2つのワークショップを行いました。①には慶應大学が、②にはUNUが参加し、それぞれe-ラーニングのためのコンテンツを開発しました。
さらに、協力機関とのネットワークの強化を積極的に行った結果、地球環境戦略研究機関、UNUからは研修実施の際にカリキュラム作成や教材開発などの協力を受け、また亜熱帯総合研究所からはGIS(地理情報システム)を使ったe-ラーニング教材開発のための資料提供と資金援助を受けました。
以上のような活動を通して、研修生の知識と経験の向上ならびに国際的ネットワークの形成に寄与しました。

ページトップ