2003年
事業
武力紛争エキスパートシステム
事業実施者 | 財団法人アジア太平洋研究会(APA)(日本) | 年数 | 3/3 |
形態 | 自主助成委託その他 | 事業費 | 3,823,181円 |
事業内容
本事業は、第2次世界大戦後も発生し続ける武力紛争を解決する際に参考となる「エキスパートシステム」の開発を目的としています。武力紛争に関するシミュレーション・システムやデータベースは、すでにいくつか存在します。しかし、本事業で構築されたシステムは、別個のプログラムではなくウェブページに統合した形でデータ操作できるという点、分析の単位を紛争そのものではなく紛争当事者とするという点において、まったく新しい価値があります。
本事業では、次の3つにポイントをおきました。①第2次世界大戦後から現在までの武力紛争のデータを収集・整理し、その背後にある武力紛争の構造を探る、②それらの武力紛争について、紛争当事者、周辺国、大国などの主体の情報処理、意思決定、現実行動の相互作用としてとらえる視点を重視する、③以上から得られた知見に基づき、諸条件の変化が紛争の推移にもたらす影響をシミュレートするシステムを構築し、最終的にインターネット上で公開する。
3年に及ぶ事業で、さまざまな成果をあげることができました。 2001年度には、参考とすべき既存のシステムの調査と、実験および研究促進のためのウェブページの開設、紛争の展開に関係する要因の探索を行いました。
02年度には、システム運用のためのプラットホームの整備と強化、技術習得のための国際会議およびセミナーへの参加、武力紛争の展開に関する要因の事例研究による探索、コンゴ民主共和国の内戦に焦点をあてた検討、同紛争を事例としたプロトタイプの構築を行いました。
03年度には、さらなるデータ整備とそれを通じた武力紛争展開モデルの検討、より効果的な実装の検討、インターネット上での公開を前提としたシステムの開発を行い、インターネット上で公開可能な「武力紛争エキスパートシステム」が構築されました。
本事業では、次の3つにポイントをおきました。①第2次世界大戦後から現在までの武力紛争のデータを収集・整理し、その背後にある武力紛争の構造を探る、②それらの武力紛争について、紛争当事者、周辺国、大国などの主体の情報処理、意思決定、現実行動の相互作用としてとらえる視点を重視する、③以上から得られた知見に基づき、諸条件の変化が紛争の推移にもたらす影響をシミュレートするシステムを構築し、最終的にインターネット上で公開する。
3年に及ぶ事業で、さまざまな成果をあげることができました。 2001年度には、参考とすべき既存のシステムの調査と、実験および研究促進のためのウェブページの開設、紛争の展開に関係する要因の探索を行いました。
02年度には、システム運用のためのプラットホームの整備と強化、技術習得のための国際会議およびセミナーへの参加、武力紛争の展開に関する要因の事例研究による探索、コンゴ民主共和国の内戦に焦点をあてた検討、同紛争を事例としたプロトタイプの構築を行いました。
03年度には、さらなるデータ整備とそれを通じた武力紛争展開モデルの検討、より効果的な実装の検討、インターネット上での公開を前提としたシステムの開発を行い、インターネット上で公開可能な「武力紛争エキスパートシステム」が構築されました。
一般事業 民間非営利組織、企業、公的セクター間の協力 に属する事業
- 地球公共財開発のためのプラットフォーム構築支援
- 地球公共財開発のためのプラットフォーム構築支援
- 平和構築におけるアクター間連携を実現する体系構築
- 地球公共財開発のためのプラットフォーム構築支援
- 紛争予防活動支援:地雷処理要員の育成
- 武力紛争エキスパートシステム
- 市場とボランタリの協働としてのリナックス・モデル
- LEADジャパン・プログラム支援/フェーズⅡ
- 紛争予防活動における人材育成支援
- 環境保護のためのNGOと企業の協働
- 紛争予防NGOの調停活動に関する比較分析と評価
- 武力紛争エキスパートシステム
- LEADジャパン・プログラム支援/フェーズⅡ
- 市場とボランタリの協働としてのリナックス・モデル
- 紛争予防活動の活性化支援
- 環境保護のためのNGOと企業の協働
- LEADジャパン・プログラム支援/フェーズⅡ
- インドネシアとアジアにおける政策対話
- 予防外交活動の活性化支援
- 紛争予防NGOの調停活動に関する比較分析と評価