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一般事業 激変する社会と相互理解:行動的ネットワークの推進~研究活動の国際化

1995年
事業

大学における国際協力学習の新モデル開発

事業実施者 オレゴン大学(The University of Oregon/米国) 年数 3/4
形態 自主助成委託その他 事業費 14,322,596円
事業内容
学生間の国際理解、国際協力を促進するため、日本福祉大学(日本)、オレゴン大学(米国)、チェンマイ大学(タイ)、ハノイ大学(ベトナム)、プノンペン大学(カンボジア)とナポン農業大学(ラオス)が共同で夏期研修を行い、新しいサマー・プログラムの原型を作ろうとする事業です。背景や状況の異なる6ヵ国の大学が共同歩調をとって、学生のみならず教授間でも交流、共同研究の道を開こうとするものです。
95年度は計30名が参加してラオスでサマープログラムが行われました。プログラム実施の流れとして、まず各大学で3ヵ月の事前研修が行われ、ラオスに関する基礎的理解、ラオス語、英語の語学研修等の準備が実施されます。その後約1ヵ月半のサマープログラムがタイ北部のチェンライ市、ラオスの首都ビエンチャン市、同ルアンプラバーン市で開催され、さらに、各大学によるフォローアップ活動と次年度プログラムの準備が実施されました。なお、95年度のプログラムでは学生が農村でフィールドリサーチをすることに重点が置かれました。彼らはそのような経験を通して、現地の伝統や文化に対する深い理解を実感としてもつことができます。また94年度の学生の受入れ団体をつとめたベトナム政府および大学関係者4名が、このプログラムに政府の派遣で飛び入り参加をしてきました。これは、本事業の価値が参加各国で認知されてきていることを示すエピソードだと言えましょう。
96年度のサマープログラムは日本で行われ、最終年度として全体的な評価のための会議も開かれる予定です。

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