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一般事業 激変する社会と相互理解:行動的ネットワークの推進~研究活動の国際化

1997年
事業

日・米・欧ビジネススクール・研究ネットワーク

事業実施者 笹川平和財団
一橋大学野中研究室、一橋大学西口研究室
年数 3/3
形態 自主助成委託その他 事業費 14,168,120円
事業内容
本事業は、「知識創造企業」に関する日・米・欧の国際共同研究を通して経営理論の新しいパラダイムを提示するとともに、「21世紀ビジネスフォーラム」の開催を通して企業の将来像、特にその公共性という側面について議論の場を提供することを目標としました。過去3年間の国際共同研究によって、「知識創造企業」に関して、当初の狙い通り体系的な理論展開ができたほか、「21世紀ビジネス・フォーラム」についても、計画通り3年間で計9回開催しました。

  • 国際共同研究の実施と成果
    • 初年度:組織内イノベーション、技術とイノベーション、組織間イノベーションの3テーマに関して、それぞれ一橋大学(野中研究室)/MIT/サンガーレン大学、東京大学(馬場研究室)/ハーバード大学、一橋大学(西口研究室)/ボン大学という3つの国際チームを編成して共同研究を行いました。
    • 第2年度:上記の国際共同研究の中間的成果をベースとして、ハワイにおいてJAIMS(富士通全額出資の経営大学院)と共同で国際会議を開催しました。結果は論文集として、オックスフォード・ユニバーシティ・プレスより商業出版されます。
    • 最終年度:研究成果を、米国、欧州、アジアの企業人および研究者のワークショップで発表しました。結果は、『アジア・パシフィック・ジャーナル・オブ・マネージメント』の特別号として出版されます。
  • 21世紀ビジネス・フォーラムの開催(年3回で計9回開催)
    日本を代表する国際企業の中堅幹部(約20~30人)を対象として、イトーヨーカ堂の伊藤雅俊名誉会長や日本アイ・ビー・エムの椎名武雄会長らに基調講演をお願いし、企業の公共的課題について議論を深めました。また、電子メール・ネットワークの構築や定例研究会の開催を通してフォーラム参加者間の意見交換を促進しました。フォーラムでの講演内容と討論内容は、CD-ROMとして発行する予定です。

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