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一般事業 多元的価値観の共存に向けて~地域共通問題に関する対話と交流

2000年
事業

中東における新たな対話メカニズムの促進

事業実施者 Royal Scientific Society(ヨルダン) 年数 2/3
形態 自主助成委託その他 事業費 5,889,554円
事業内容
本事業は、パレスチナ難民、遊牧民、水問題など、中東地域の具体的な問題をテーマとして取り上げ、専門家やN G O関係者が参加するワークショップや会議を開催して解決策を模索するとともに、国家の枠を超えた中東地域のネットワーク構築を目的としています。
本年度は、混迷する中東情勢の中、ヨルダンのハッサン皇子の主導により、2001年2月2 5~2 6日に「中東:未来への選択肢」と題する国際会議をヨルダンで開催しました。アラブ諸国、欧米から政治家、学識者、専門家など約6 0人が出席し、「中東:インティファーダ(パレスチナ占領地住民蜂起)」「経済的視点から」「イスラエルとアラブ世界」の3つのセッションで議論が行われ、政府と市民の協調、女性の地位向上や児童問題を含めた市民活動の活発化、情報の透明性を含めた民主化促進、教育と人材育成促進などが提案されました。
さらに、地域の平和と発展には、市民の参加と国家を超えた協力を軸とした、これまでとは違った「第3の道」の模索が必要であることが確認されました。

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