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一般事業 多元的価値観の共存に向けて~情報の共有と地球社会に向けての発信

2007年
事業

アジアからの情報発信/フェーズⅢ

事業実施者 笹川平和財団
SPF-USA(笹川平和財団米国/米国)、European Policy Centre (ヨーロッパ政策センター/ベルギー)、AsiaViews (アジアビューズ/インドネシア)、AsiaWorks (アジアワークス/タイ)、Inter Press Service Asia-Pacific Center Foundation (インタープレスサービス/タイ)
年数 2/2
形態 自主助成委託その他 事業費 32,473,679円
事業内容
アジアに関する情報は簡単に人手できますが、それらは必ずしもアジアから発信された、アジアの人々が伝えたい情報ではありません。本事業は、アジアの知識人の声を国際社会で共有し、アジアに対する正確な認識と世論形成を促進することを目的としています。 これまで、フェーズI(2000~02年度)、フェーズⅡ(03~05年度)、フェーズⅢ(06~07年度)と、8年間にわたってセミナー、印刷物、映像、電子情報などを通じ、アジアのさまざまな知的情報の発信を行ってきました。
フェーズⅢでは、主に連続セミナー「アジアの声」の開催と、「リーダーズ」というアジア各国の指導者へのインタビュー番組制作を行いました。「アジアの声」セミナーは、政治、経済、安全保障などタイムリーなテーマで、アジアから招いた識者が講演を行うものです。 1999年に開始したワシントンDCでのシリーズに加え、06年度にはブリュッセルでも同様のシリーズを開始しました。これまで、ワシントンではSPF-USAの協力の下88回、ブリュッセルではヨーロッパ政策センターとの共催で14回のセミナーが開催されています。本年度は、中央アジア諸国のエネルギー問題や地域安全保障、インド・中国関係、ミャンマー民主化の行方などのテーマで、ワシントンで9回、ブリュッセルで8回のセミナーを開催しました。両地域の国際機関、政府機関、研究機関、ジャーナリストなどの間で、欧米経由の情報とは異なるアジアの視点の情報を得られるセミナーとして評価を得ています。各セミナーの要旨は、議事録や、SPF、SPF-USA、世界的なニュースサイトであるインタープレスサービスのウェブサイト(www.ipsnewsasia.net/bridgesfromasia/)、東南アジア5力国の有力紙誌のネットワーク「アジアビューズ」のウェブサイト(www.asiaviews.org)と月刊誌にも掲載しました。
「リーダーズ」は、アジアビューズ、アジアワークスとの共同事業として、文字どおりアジア諸国のリーダーのメッセージを広く伝えるものです。本年度は、ネパール、ベトナム、日本などの政治的・社会的リーダー7人へのインタビューを30分番組にまとめ、ウェブサイト(www.the-leaders.org/)で順次放映するとともに、アジアビューズのウェブサイトや月刊誌にも要旨を掲載しました。
これらの活動に加え、南アジアと日本のジャーナリストの関係構築を目的としたセミナーや、ミャンマー問題に関するセミナーの開催なども行いました。

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