1. ホーム
  2. 事業紹介
  3. 事業一覧
  4. 公益セクターと企業セクターのリンケージ

一般事業 人と情報のネットワーク~民間公益セクターの活動強化

1993年
事業

公益セクターと企業セクターのリンケージ

事業実施者 笹川平和財団
Allied Dunbar Charitable Trust/英国
年数 3/5
形態 自主助成委託その他 事業費 33,013,119円
事業内容
新しい価値観に根ざした新しい社会基盤の確立が求められています。そのためには、第一セクター(政府)の構造改革だけではなく、第二セクター(企業)および第三セクター(非営利の民間公益団体*)による新しいシステムの開発が必要であり、さらに、これら三つのセクターがそれぞれの役割において社会参加するパートナーシップが重要となります。この観点から、本事業では、フィランソロピー活動の活性化を中心に、各セクターが協働しやすい環境整備をめざしています。
*第三セクター:日本では多くの場合自治体と民間企業による合弁事業を指しますが、本来は民間非営利団体もしくはその活動分野のことです。
本年度も、フィランソロピー活動の理解促進と情報提供を中心に欧州各国における活動事例を収録した『ヨーロッパのコーポレート・シチズンシップ実例集』を作成、配布しました。過去に作成した米国、タイ/フィリピン、オーストラリアなどの同様の『事例集』や、企業の社会貢献活動の実践マニュアル『本業をひらく』の改訂版なども併せて、読者からの絶え間ないリクエストに応じています。
また、企業と福祉関係者による計6回の「わかる福祉セミナー」を開催、福祉およびボランティア活動についての社会的認識を向上させる役割を果たしました。
一方、海外においては、欧州企業と非営利セクターとのリンケージづくりを助成しました。多くの日本企業や多国籍企業が存在するヨーロッパで、先見的なリンケージのモデルが形成されることが期待されます。

ページトップ