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一般事業 人と情報のネットワーク~民間公益セクターの活動強化

1993年
事業

日本におけるシンク・タンク―その可能性と展望

事業実施者 笹川平和財団
The Urban Institute/米国
年数 3/4
形態 自主助成委託その他 事業費 14,698,935円
事業内容
激変する世界の中で、日本における創造的な政策形成はいかになされるべきかを明らかにするとともに、具体的な政策提言のできる政策研究機関/シンク・タンクの創設の可能性を探ることが、本事業の目的です。
日本では、政策研究、政策形成、また政策執行のほとんどが中央の官僚機構に独占されています。その結果、日本の政策には創造性、革新性、さらには長期的視野が欠落しているとの指摘がなされています。世界における日本の立場と影響力が大きく変化し、国内でも価値観の多様化が進むなかで、日本の進むべき将来の方向も明らかにできないのは、ゆゆしき問題といえるでしょう。
こうした観点を踏まえて実施された助成先による調査研究の成果が、『A Japanese Think Tank‐Exploring Alternative Models』と題した英文報告書にまとめられ、出版されました。(日本語訳『政策形成と日本型シンクタンク』=東洋経済新報社=は1994年4月に刊行)
一方、日本国内においても、上記報告書の出版や『世界のシンクタンク』の執筆と頒布、さらにシンク・タンクに関心を寄せるグループ形戒など多面的な活動を行い、その創設に対する理解と賛同を広めることができました。

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