1998年
事業
NGO人材育成及びネットワーキング/フェーズⅡ―丘陵地傾斜地帯の農業開発のための資金貸し付け組織設立の援助
事業実施者 | Center for Development Studies, Bogor Agricultural University/インドネシア | 年数 | 3/3 |
形態 | 自主助成委託その他 | 事業費 | 1,019,848円 |
事業内容
ジャワ島の人口密度の高い丘陵地傾斜地帯では、農地と水資源の劣悪化がみられます。政府は補助金を出して状況改善を図る事業を行ってきましたが、これらの試みは失敗に終わりました。民間非営利組織であるUSESE財団は、農民のためにガイダンス付きの資金貸し付け組織を設立して、この問題解決を試みています。ボゴール農業大学は、このUSESE財団に協力しています。
本事業は、①実施可能性調査、②初期のスタッフ・トレーニング、③マネジメント・コンサルテーション、④資金貸し付け組織設立の準備、⑤モニタリングと評価、というプロセスで行われました。第1年度と第2年度の成果を受けて、第3年度は以下の事業を行いました。
1.ルイリアン地域のタラブミ農村銀行を使い、USESE財団が森林省から資金調達した5000万ルピアをパイロット・クレジットとして、試行的な貸し付けを行いました。貸し付け事業の対象となったのは56人の農民で、全員の耕地を合わせると30ヘクタールになります。貸し付けは、①棚田の整備と保守、②季節的作物と1年を通して収穫できる作物の栽培、③牧畜を対象として行われました。
2.ボゴール大学は農民に助言を与え、トレーニングを行いました。
3.農村地域の資金貸し付け組織設立援助の経験を他と共有するため、1999年2月にワークショップを開催しました。これには、森林省の役人、西ジャワ地方開発銀行の役人、農村銀行の管理職員、農業普及員、農民グループの指導者、大学関係者等が参加しました。
本事業は、①実施可能性調査、②初期のスタッフ・トレーニング、③マネジメント・コンサルテーション、④資金貸し付け組織設立の準備、⑤モニタリングと評価、というプロセスで行われました。第1年度と第2年度の成果を受けて、第3年度は以下の事業を行いました。
1.ルイリアン地域のタラブミ農村銀行を使い、USESE財団が森林省から資金調達した5000万ルピアをパイロット・クレジットとして、試行的な貸し付けを行いました。貸し付け事業の対象となったのは56人の農民で、全員の耕地を合わせると30ヘクタールになります。貸し付けは、①棚田の整備と保守、②季節的作物と1年を通して収穫できる作物の栽培、③牧畜を対象として行われました。
2.ボゴール大学は農民に助言を与え、トレーニングを行いました。
3.農村地域の資金貸し付け組織設立援助の経験を他と共有するため、1999年2月にワークショップを開催しました。これには、森林省の役人、西ジャワ地方開発銀行の役人、農村銀行の管理職員、農業普及員、農民グループの指導者、大学関係者等が参加しました。
一般事業 キャパシティ・ビルディング に属する事業
- 自治体職員協力交流
- NGO連携推進型自治体国際協力推進
- 南部アフリカ地域CSROネットワーク強化
- アジアのフィランソロピー組織の人材育成
- 非営利組織のための評価:組織能力の向上に向けて
- NGO人材育成及びネットワーキング/フェーズⅡ
- NGO人材育成及びネットワーキング/フェーズⅡ―丘陵地傾斜地帯の農業開発のための資金貸し付け組織設立の援助
- アジアのフィランソロピー組織の人材育成
- 大学NPO教育方法の開発と促進
- 外国青年招致に伴う特別研修
- 自治体職員協力交流
- 国際フィランソロピー・フェロー
- アジアのフィランソロピー組織の人材育成
- 大学NPO教育方法の開発と促進
- NGO人材育成及びネットワーキング/フェーズⅡ
- NGO人材育成及びネットワーキング/フェーズⅡ―丘陵地傾斜地帯の農業開発のための資金貸し付け組織設立の援助
- NGO人材育成及びネットワーキング/フェーズⅡ―東北タイにおける教育大学とNGOの協力によるコミュニティ開発態勢づくり
- NGO人材育成及びネットワーキング/フェーズⅡ―ミンダナオ島における小規模稲作村落コミュニティの持続可能な農業実践に基づいた開発
- NGO人材育成及びネットワーキング/フェーズⅡ―スリランカの地域開発におけるコミュニティとNGOのインターアクション
- 外国青年招致に伴う特別研修