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一般事業 国際的視野における民間公益活動:社会的認識の向上と諸機能の活性化~キャパシティ・ビルディング

1997年
事業

NGO人材育成及びネットワーキング/フェーズⅡ―東北タイにおける教育大学とNGOの協力によるコミュニティ開発態勢づくり

事業実施者 Rajabhat Institute Buriram/タイ 年数 3/3
形態 自主助成委託その他 事業費 3,445,200円
事業内容
本事業では、教育大学が真に地方のニーズに対応した教育的、学問的貢献を果たすことができるよう、ブリラム地方のNGOやPO (People’s Organization : 民衆組織)のネットワークと協力して、コミュニティ開発とそのための人材育成を行いました。ブリラム周辺では、幸いにも3人の地方の指導者を中心に、イサーン・コミュニティ・スクールというPOのネットワークが形成されました。また、地方開発研究所(Local Development Institute/タイ)が、大学とNGOとPOの間のコーディネーターの役割を果たしました。地方開発研究所は、それ自体がNGOとして全国にネットワークをもって地方のNGOとの間に相互信頼関係を築き、コミュニティ開発の具体的なプログラムを実施してきています。
第1年度は、(1)コミュニティ開発の問題点や人材育成トレーニングのニーズを把握し、モニターするための共同データベースを設立し、(2)情報交流とプログラム実施の次の計画を練るためのワークショップやセミナーを行い、(3)次年度以降の計画を策定しました。
第2年度は、3つのコミュニティを対象として、土地利用、土壌改良、地下水源開発、淡水魚養殖、有機肥料、未利用植物や薬草、牧畜、農産物のマーケティング、経理、手工芸品の開発等の分野でトレーニング・コースを開設しました。また、これら3つのコミュニティとその住民に関する情報システムの開発も開始しました。
第3年度は第2年度のトレーニング内容に加え、農業の多様化を目的として3つの農村コミュニティを対象にクレジット・マネージメント、経理、農産物改良、絹糸の自然染色、農業関係の電気器具の修理等についてのトレーニングを行いました。情報システム開発は、これら3つのコミュニティの次世代指導者を対象として、さらに強化しました。また、3つの農民グループが近隣のコミュニティ、さらに東北タイの開発のモデルとなるよう努力しました。

一般事業 キャパシティ・ビルディング に属する事業

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