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一般事業 国際的視野における民間公益活動:社会的認識の向上と諸機能の活性化~キャパシティ・ビルディング

1997年
事業

NGO人材育成及びネットワーキング/フェーズⅡ―ミンダナオ島における小規模稲作村落コミュニティの持続可能な農業実践に基づいた開発

事業実施者 College of Agriculture Complex, Xavier University/フィリピン 年数 3/3
形態 自主助成委託その他 事業費 3,617,779円
事業内容
セーヴィア大学は、持続可能な農業実践に基づいた開発を目指し、フィリピンのミンダナオ島、サンボアンガ・デル・スールのブウグ地方自治体、およびバヨグ地方自治体の小規模稲作村落コミュニティにおいて、村レベルの農業試験場、農業共同組合、民衆組織(People's Organization)の設立を援助してきました。本事業は、これらNGOの人材育成、組織強化を行い、持続可能なコミュニティ開発を目的として行われました。

  • 技術援助:コミュニティおよび村レベルの農場調査ステーションにおいて、伝統的なMASIPAG種の米の改良種(MASIPAG種は殺虫剤が不要で、生態系を破壊せず、経済的に採算が合う)の栽培技術を農民自ら改良し、そのプロセスを調査・記録しました。ここで訓練を受けた農民は、他の農民を訓練するトレーナーとなり、農民トレーナーのグループが形成されました。
  • サポート・サービス:MASIPAG種の栽培を自分の農地で実践している農民に、少額の生産補助費の支給と技術的カウンセリングを行いました。また、MASIPAG種を売り出すためのマーケティングの強化も行いました。特に、種籾を貸し付けて暴利を得ている仲買人から農民を絶ち切るための援助に重点をおきました。
  • 人材育成:農民グループを対象に、指導者養成、組織管理等のトレーニングを行い、農業共同組合を設立し、自立した、持続可能な農村コミュニティの発展を促進するための援助を行いました。
  • ニューズレターの発行:MASIPAG種の技術や持続可能な農業に関する情報をプロジェクトのメンバーやその他のコミュニティに提供するため、季刊で発行しました。

一般事業 キャパシティ・ビルディング に属する事業

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